アウトドアの趣味は基本朝が早い。そういった楽しみを味わうなら街から出て遠くまで行かなければ行けないからだが、距離的な問題で朝が早い訳ではない趣味もあります。それは、釣り。

「釣り」ほど朝が早い趣味もないと思います。

数年前から釣りにはまった友人は今ではすっかり釣人だ。やり始めた頃は私も付き合っていたが、どうにも自分には合いませんでした。何より夜遅く、朝早いスケジュールについていけなかったです。

そんな彼からヘッドライトの所望があり、お客さんに評判のヘッドライトをいくつか提案したところ、20ルーメン程度の白色光と赤色光のでるライトを選んで行きました。そのライトについてレポートをもらったので紹介したいと思います。

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そもそも釣りの時にヘッドライトをいつ使うかと言えば、何か作業する時です。辺りは日もまだ昇らない真っ暗な岸壁。ポイントへの移動にも使うでしょうが、やっぱり一番使うのは針や仕掛けを釣り竿に付けるときです。彼はそれまでだいぶ明るいヘッドライト白色光のヘッドライトを使っていました。明るい方が作業がしやすいと思ったからです。手元の作業ではもちろん明るい方が楽です。しかし、常夜灯もない真っ暗な場所では暗順応するまで時間がかかってしまいます。

夜の海は当然真っ黒。大量の墨汁をぶちまけた様な黒々とした姿をしております。それでも彼には狙ったポイントがあり、そこに正確にルアーを投げいれようとします。弧を描いて飛んでいくルアーの行方を見定めるわけですが、直前に白色光の明るい光で作業をしていると一瞬にして夜目が失われてしまうそうです。ルアーが着水する時の飛沫で分かると思う方もいるかも知れませんが、ベタ凪の海でもなければまずそれは無理でしょう。

そういうわけで常夜灯のような赤色の光が欲しかったそうです。ただ、赤色光は暗いです。暗いので先にご紹介した暗順応の点はクリアしてますが、弊害もあります。
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それは色の識別。この世に赤と黒しかない世界になってしまいます。ルアーを色で識別する人にとってはこれは絶望的。また、どうしたって白色光に比べれば暗い。クイックスナップのような便利なものがあれば簡単に付けられますが、細いハリスを結ばなければならない時にはかなり苦労します。まぁ、これは慣れもあるそうですが。

彼は基本的な仕掛けなどは事前に作って行き、ルアーは小分けにして保管することで色での判別をしなくて済むよう対処しているそうです。

とは言え、白色光はあると便利なようなので2色以上の光が出るものが使えるとのではないか?とのことです。値段やスペックも重要ですが、実際にね使ってみないと分からないと言うのが道具です。特にヘッドライト選びはハンディタイプのライト以上に明るさ以外の要因が重要ではないかと思います。