ノーブランドのお安いホルスターを使いやすいように加工してみました。

素材はレザーを使用。パッと見た目そんなに悪くないです。分厚い皮ではありませんが、しなやかでちょうど良いテンションがライトにかかりそうな感じの質感です。これは良さそうと思って取り寄せると、、、なんと貫通式。向こう側が見えちゃうモノでした。

これは残念。まぁ、KT1とかのターボヘッドが付いたライト用にしようかな?と思っておりましたが、パーソナルライトをベゼルダウンで差した時の感じがちょうどよかったので、なんとか出来ないかなぁ〜と思いましてこんなものを作ってみました。
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底に適当な皮を充てただけです。これがなかなかいい感じ。素人の私が作った割にはまぁまぁの出来だと思います(自画自賛)。使い心地も良いです。パーソナルライトをベゼルダウンで差せるレザーホルスターって無いんですよね。カイデックスホルスターのようなハードなものはちょっと、、、という人にはおススメです。スーツにもカジュアルにも似合いそうなシンプルなデザインです。


それでは、どうやって「底の部分」を作ったかご紹介しましょう。

【使ったもの】
・適当な型紙
・ハサミ
・カッター
・ヤスリ
・皮切れ
・酢酸ビニール系接着剤(サイビノール)
油性タッチペン

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まず、型紙を作ります。ライトを入れた状態のものを作ります。ライトを入れると皮が変形しますので、ライトを入れない状態で作ると少し小さなモノができてしまいますので注意が必要です。

工具箱まで行ってハサミを取ってくれば良かったのですが、めんどくさかったのでマイクラを使用。

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続いてヤスリを使ってホルスター本体の底面を適当に削ります。接着剤との機械的な結合を良くするためです。

結局ヤスリを取りに工具箱まで行くことになりました(笑)


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ユザワヤで買ってきた皮の端切れ(315円)と接着剤サイビノール600(420円)
接着剤が何が良いか分かりませんでしたが、お店の人に聞いたらこれで良いんじゃない?と言われたのでこれを買いました。皮の端切れはたくさん種類があり、どうせなら色違いや質感の異なるものを選ぼうかと思いましたが、初めてのモノなので無難に色や質感の近いものを選びました。


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型紙通りに皮を切り出します。またしてもハサミを取ってくるのを忘れ、マイクラでどこまでイケるか試してみました。このくらいの厚さの皮なら問題なく切ることができました。


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端切れから切り出した状態では縁の部分が荒れておりますのでヤスリを使って均します。ホルスター本体にあてがって状態を見ながら削ると良いと思います。で、縁の部分が皮特有の茶色い色をしているので工具箱に入っていた油性タッチペンで塗り塗り。別に油性のマジックでも良かったかな?とも思います。まぁ、簡単に色落ちしなければなんでも良いと思います。

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接着剤のサイビノールを塗っていざドッキング!ぶにゅーと接着剤があふれますが、気にせずそのまま放置。サイビノールは意外と乾燥が早い!作業はテキパキと行いたいモノです。

で、このままサイビノールが半透明になるまで待ちます。季節や室温にもよると思いますが、約半日ほど放置しました。サイビノールが固まったら余剰にあふれた部分をカッターやデザインナイフで切除。


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完成!!

とても簡単にできました。本当に簡単です。サイビノールがたくさん余ってしまったのでもう何個か作ってみたいと思います。

使い心地ですが今のところ良い感じ。程よいテンションでベゼルを保持してくれます。パーソナルシリーズをそのまま差しても良いですが、CRKIT01などを併用するとさらにリリースが楽になります。

お手隙の方は是非お試しください。作っているだけでも面白いものです。

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ノーブランド 貫通式 レザーホルスター