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Energizer(エナジャイザー) HARD CASE HELMET LIGHT ハードケース ヘルメットライト

エナジャイザーのハードケースシリーズ第二弾。ミリタリーラインではお馴染みのヘルメットライトです。ボディーカラーはサンドとブラックの二種類。さらにカラーLEDが赤と青の二種類があり、計4種類がラインナップされております。
SUREFIREのHL1サイドワインダーコンパクトなど同様のライト。ヘルメットのリム(縁)にクランプして使う不可視の認識灯を兼ねたものです。このライト、単三電池1本で使える非常にコンパクトなものです。他社製品ですと、CR123Aを使ったものが多く、この手のライトとしては珍しいものです。CR123A電池が使用される訳としては、単純に小型で軽量で有ることの他に過酷な外気温の変動に電池の性能が左右されないというリチウム電池ならではのメリットがあります。

エナジャイザーと言えばオリジナルの単三型リチウム電池メーカーとしても有名です。ですので、仕様電池をCR123Aではなく単三型にしたものと思われます。もちろん、本製品には同社のリチウム電池が同梱されております。単三型なのでアルカリ乾電池も使用できます。元々は軍用品ですが、こらからご紹介する多様なアクセサリーを考えると汎用性の高さから電池を使い分けることも出来るのではないかと思います。

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電池はテールキャップを外して交換します。テールキャップは本体と繋がれており、紛失の心配がありません。

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パッキングリストとしては以下の通り。
1、本体
2、単三リチウム電池
3、ヘッドバンド+マウント
4、ヘルメットマウント
5、モールクリップ(ベストマウント)
6、レールマウント
7、専用ポーチ

など、てんこ盛り。どんだけ色んなところに装着させようとしているのでしょう。こんなにアクセサリーがたくさんついたモデルも珍しいです。

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まずは、操作のご紹介。先にご紹介したスイベルライト同様、スイッチは複数個所あります。ただし、スイベルライトと異なるのは同時点灯が出来ないこと。白色光を点けながらセカンダリーのカラーLEDを点灯させることができません。各スイッチは3段階の調光が可能になっております。モード切替はボディ中央にあるレバーをふって決めます。上写真向かって左が赤外線ビーコンが点滅するモード、センターが白色光やカラーLEDが使用できるモード、左がIR(赤外線照射)モードとなります。IFFおよびIRモードはレバーをそのモードに入力すると自動的に点灯します。消灯させる為にはセンターにレバーを合わせます。また、IFF及びIRモードではそのほかのスイッチは操作不能となります。白色光もカラーLEDも点灯させることはできません。ご存知かと思いますが、IFF及びIRモードは不可視光なので肉眼で点灯を確認することはできません。うっかり、IFF、IRモードにレバーを合わせていると点灯が確認できないので電池を消費してしまう可能性があるので注意が必要です。

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ヘルメットマウント装着時
リムにひっかけるための反しはスチール製。ネジを締めこんでヘルメットに固定します。構造上ヘルメットを傷つけるので官給品を傷つけたくない方は当て布などして対応してください。

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レールマウント装着時
レールへの装着部は樹脂製。脱着用のバネ式のスイッチが側面についております。着脱が妙に楽です。ただ、ウェポンライトのような使い方には向かないでしょう。いくらなんでも光量が足りないかと。。ナビゲーションライトくらいにしか使えないのでは?

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モールシステム対応
ベストやアーマーなどのモール(わっか)に通せるクリップ。樹脂製です。
比較的柔軟性のある柔らかい樹脂を使用。サンドカラーモデルのみクリップ裏にマグネットがあり、金属面に貼り付けることが出来ます。サンドカラーモデルだけが今後もそうなのか、ブラックも変更されるかは不明です。

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ヘッドバンド装着時
側頭部に位置するようにかぶるヘッドバンド。マウント部にはラッチが付いており、角度が調整出来ます。
ヘルメットライトと言いながら普通にヘッドライトとしても使えるナイスなアイテム。

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白色光照射
照射距離3m 40ルーメン。コリメータレンズを使用しており、至近距離では■っぽい形の照射パターンですが、1m以上離せば光が散って自然な照射になります。中心光と周辺光に明るさの差がないフラットな光です。

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セカンダリーLED レッドとブルー
青よりは赤の方が明るく見えたかな?手元を見るならこれでも充分な程度の明るさです。

これだけたくさんあると楽しいですよ。箱を開けてみると分かると思いますが、「まだ出てくるの?」と次々とマウントやアタッチメントが出てきます。おもちゃの缶詰でも開けてる気分です(笑)。他社製品が別途ご利用のオプションだけにお得感感があるのは間違いありません。単3電池が使えると言う点も日本の状況を考えると何かとウケが良さそうです。官公庁でも電池は自腹なところも多いみたいですからね、、と言うかほとんどですか?

スイベルライトと比べてもさらにマニアックなアイテムですが、お好きな方にはうれしいオマケが満載です。

単三電池が使える軽量なヘルメットライトEnergizerHARD CASE HELMET LIGHT