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Energizer(エナジャイザー) HARD CASE SWIVEL LIGHT ハードケース スイベルライト

家電屋さんでフィリップスや日立、ブラウンの隣にあっても違和感無いです。
形も大きさも電気シェーバーそっくり(笑)。

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米国の「ナショナル」みたいなメーカー エナジャイザーから新商品が入荷しました。ハードケースシリーズの一つモールシステムに対応した2AAのスイベルライトです。この手のライトですと他社ではストリームライトのサイドワインダーがありますね。ミリタリー系の装備品の一つです。タクティカルベストの胸元に付けて地図や書類を確認するためのライトです。圧倒的な閃光で相手の視界を奪うとか、そういった目的で使われるものではありません。

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これがこの手のライトの標準なんだろううか?中心にプライマリーLEDである白色70ルーメンの出せるLEDを配置し、その周辺に赤、青、緑のカラーLEDがあり、不可視光のIR(赤外線)が付きます。中心の白色光が出る部分はコリメータレンズ式の照射システムを採用。リフレクターが無い分、省スペース化に成功しています。カラーLED類は5mm砲弾球を使用し、近距離で主には夜目(ナイトビジョン)の保護を目的としたものです。そして、暗視ゴーグルと併用して使用されるIR。前方照射だけでなく認識灯としても使用されます。IRは携帯電話のカメラなどを使うと「紫色かピンク色」に光っているのが確認出来ます。IRを除く何れのLEDも3段階の調光が可能です。

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このライトが面白いのはここから!先に比較にあげましたストリームライトのサイドワインダーと違うのは各LEDを同時進行で光らせることが出来ます。上の写真のように青、青、緑、そして白色光も同時に光らせることが出来ます。サイドワインダーはロータリー式のセレクターでカラーを選択し、1個のスイッチですべてを操作するシステムです。
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スイベルライトはボタン型のスイッチが4個所。モード切替用のレバーが1個あります。それぞれの光源はスイッチが独立しており、各LEDを同時に光らせることができるわけです。モード切替のレバーは中心が誤点灯防止のロックアウトモード。向かって右がプライマリー、赤、青、緑の光らせることができるモード、左がIRモード。なお、IRはレバーを左に入れると自動的に点灯します。IRを消灯させたい場合は、モード切替レバーを中央か右に入れればOFFになります。

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メインの白色LEDのスイッチがボトムにあるのが面白い。LEDユニットを垂直にしてライトを逆手に持てばタクティカルライトのような持ち方も出来ます。ボディは少し太ましいのでやや無理がありますが、、まぁ、持てなくもない。多分、向こうの人達なら問題ないんだろうなぁ〜とは思います。

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そして、このライトが他のライトにない最大の特徴が電池の入れ方!
実に個性的です。
このライト通常は2AA(単三電池2本)で使用することが前提とされておりますが、実は1本でも点灯します。もちろん、2本の時よりも著しくランタイムは落ちますが、使えなくありません。また、バッテリースペースのうち左右どちらに装填もOK。2本のうち1本を逆方向入れておけば予備としてとっておけます。

とにかく、ヘッドに向かって電池の凸ったプラス側を入れればOK。

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なぜこんなシステムなんでしょうか?実はこのライトにとって最大のセールスポイントがココなんだと思います。電池のプラス方向をとにかく上に向けて差し込み、蓋をすれば点灯する。実に単純明快です。全く光の刺さない暗い場所で電池交換をして見れば分かります。比べてしまってはなんですが、電池の入れ替えに関してはサイドワインダーよりもはるかに簡単です。

サイドワインダーも2AAのライトですが、左右で電池の装填方向が決まっています。明るいところなら間違えることはないと思いますが、真っ暗な場所では電池の入れる方向を間違えることも珍しくないと思います。間違えた度に、テールのスクリュー型のネジを緩めて電池を取り出さなければならないのはメンドクサイです。しかも一本電池を落としてしまおうものならかなり焦ります。だって2本ないと点灯しないんですから。

それに比べてスイベルライトの電池の取り出し、装填は一発です。テールスイッチ付近にあるロックレバーを下せばバッテリースペースが開きます、締める際はテールをボディに押しこむだけで一次ロックが掛かり、最後にレバーを押し上げることで完全にロックが掛かります。太いOリングが入っていますので防水性は悪くないでしょう。
グローブをしていても開けやすいし、締めやすい。単純にしてユニークなシステムだと思います。1本でもとりあえずは点灯するというのが素敵です。

このミリタリーライトが実際に使われている場所は恐らく「本当の夜」がある場所です。街灯もネオンも自販機のもない真の闇が存在する場所。私たちにはその闇を想像することは出来ても、実際に行って確かめることができません。

普通の懐中電灯と考えるとそこまでしなくても、、と思える仕様ですが、あくまでもミリタリーライトとして開発されたもの。より現場でのニーズに応える仕様に仕上がっているようです。
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カラーLED照射 RGBでの照射は焦点が合わないので白にはならないね。


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プライマリーLED 70ルーメン。Hiモードから始まり、3段階の調光が可能。

ちょっとボディが大きいとか、スイッチがたくさんあってどれが何色かわかんないとか(笑)いろいろ突っ込みどころはありますが、総じて見れば悪くありません。何より電池の入れ方については素晴らしいと思います。明るさなどは必要にして充分って感じ。エナジャイザーの単3リチウム電池が付属するのでちょっと得した気分になります。デザインは好みが分かれるかな?

少し丸みを帯びたデザインが和みます。Energizer HARD CASE SWIVEL LIGHT