RGBW
INFORCE INF-B-W-RGBW

セカンダリーLEDの明るさと美しい配光が魅力です。

先日ご紹介したINF-B-Wに続いてマルチカラーモデルのご紹介です。マルチカラーモデルとはヘッドの先端に4色のセカンダリーLEDを搭載したモデルです。赤、緑、青、白の4色。ベゼルの先端に付けると言うアイディアが新鮮です。多灯タイプでカラーLEDを搭載したモデルは既に多くのメーカーからリリースされておりますが、現時点でこのインフォース以上にカラーLEDが明るく多彩なモデルを知りません。圧倒的に明るく、かつ配光が広くてムラの無いものです。こういったサブLEDは明るさや配光に関してはあまり期待できないものが多いですが、このモデルは違います。
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プライマリーもセカンダリーも3段階の調光が可能です。テールスイッチに組み込まれたロータリー式のモード切替で瞬時に調整ができます。慣れればこれは楽しい機能です。プライマリーLEDは200ルーメン。INF-B-Wに比べると25ルーメンほど暗いことになります。INF-B-W-RGBWの方が配光が少し狭いような気がします。周辺光の範囲が狭い分だけ数値が低くなっているのかな?基本的は中心光が明るく、周辺光が薄く発生するタイプです。コリメータレンズを使用しているワリには、広くて綺麗な周辺光だと思います。これだけでも充分魅力的ですが、それを引き立てるセカンダリーLEDの明るさに驚くはずです。

ボディは複合炭素素材。軽くて丈夫。前回のINF-B-Wの時に紹介し忘れましたが、INFORCEのボディのバッテリースペースを是非見ていただきたい。他社の樹脂系ライトでもタクティカル使用を謳ったモデルは強度の都合上バッテリースペースは金属製の筒を使用しております。これは通電の為の構造でもあるのですが、インフォースはユニークです。バッテリースペースにはスリット状の溝が3個所あり、その部分に細い金属板が埋め込まれております。それ以外はカーボンが剥きだしになっており、金属筒のようなものは見られません。ボディは限りなくカーボン樹脂のみで構成され、徹底的な軽量化が図られております。
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スイッチ部を見ていただくとボディ内部と同じように3個所金属板が埋め込まれております。これは接点です。インフォースのライトを購入される方の中には必ず何人か経験される方がいます。電池を入れてテールスイッチを締めこんでも「点灯しない」もしくは「正常にモードが作動しない」という症状を。ですが、これは故障でも初期不良でもありません。それは締め込みが足りないだけなのです。インフォースの場合、最初に電池を入れてスイッチを締めこむ際、時計回りにグッーーーと締めこまないといけないのです。普通のライトならここまで、、と言う感覚のがあれば、それをはるかに超えた力で締め込まなければなりません。なぜならば、接点部がこの三点のみなのです。スイッチの接点がボディのこの部分にピッタリと合わないと点灯しないわけです。

軽量化ゆえの、この硬さ。くどいようですが、インフォースはマッチョ仕様です。

しかし、それを引いてもこのマルチカラーモデルは魅力的です。A2Lを買った人間から言わせてもらうと、かなりお買い得な1本だと思います(笑)

1本で4色しかもこの明るさは反則的です。INFORCE Multi-Colored INF-B-W-RGBW