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SUREFIRE 6PL-BK 120ルーメンモデル

SUREFIRE(シュアファイア)の定番モデル6P LEDがリニューアルされました。これまでのP60L LEDモジュール 80ルーメンから、KX4 LEDヘッドアッセンブリー 120ルーメンに変更されました。外観的にはヘッドのレンズを固定するリテーナーの造形が変わっております。先にリリースされておりますZ2-Sと同じもの。樹脂製の突起状のもので誤点灯を防ぐ効果があります。今後のパーソナルライトのLEDモデルはこのタイプになるみたいですね。これならLEDとキセノンの見分けが簡単に出来るわけですが、その必要があるのかよく分かりません。で、注目すべきはヘッドアッセンブリーKX4。ドロップインのLEDモジュールではなく外装を含むASSYになりました。
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SUREFIRE(シュアファイア) KX4 LED HEAD 120ルーメン パーソナルライト適合

6PLに装着されているKX4はボディと同じTYPE2の艶アリのハードアノダイズド。搭載LEDはSSC P4。レンズは透過性と擦り傷に強いガラス製。
ちなみに、後日紹介するG2Lのブラックに付いているヘッドの型番は「KX4-BK-HA」なんです。つまり、、今後BKの部分にYL,OD,TNと出てくるのかな?気になります。

P60Lに比べKX4のリフは少し浅いです。ご察しの通り、、配光は広くなります。P60Lでも充分に広いですが、それを上回る広角配光となります。中心部の明るさよりも周辺光照度アップが図られているように思えます。さて、120ルーメンでP4搭載となりますと同社のL4 LUMAMAXが思い出されます。果たして差異はあるのかな?と思いましてKX4,P60L,KL4(L4のヘッドアッセンブリー)で比較照射してみました。
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足元の照射の方がわかりやすいかな?配光が広いことが伺えると思います。L4のKL4はKX4よりも配光が狭いせいか5mの照射距離では中心光が一番明るく見えました。照射距離が延びるほど中心光と周辺光の境は少なくなり、周囲一帯をムラなく照らすことができます。確実に明るくなってはいますが、より広角配光になったため、ホットスポットの明るさを期待すると思っていたものと違うと感じるかも知れません。

ヘッド以外はこれまでの6PLと同じ。スイッチは加圧式のモーメンタリースイッチのシングルアウトプット(調光不可)。押している時だけ点灯し、離すと消灯。ツイストさせて常時点灯となります。バッテリースペースのアロジンコートが有色から無色に変わった?かも知れません。年式によって多分違うと思うので何とも言えませんが、今回開けたモデルは無色でした。
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ヘッドのシステムが変わったのでこれは好みが分かれるところではないでしょうか?まぁ、キセノンモデルは今後も発売され続けるので、最初からカスタムモジュールをインストールすることを考えてらっしゃる方はキセノンモデルや旧モデルを購入した方がお買い得かも知れません。ただ、今回のKX4搭載の6PLですがパーソナルモデルのライトとしてはとても優秀なモノだと思います。始めてSUREFIREを購入される方ならこちらの方がおススメです。だって、、安いんだもん。新型は上代自体が値下げされております。

旧型を高く売っているのではなく、新型が安いのです。く〜、泣けてくる。

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手前から
SUREFIRE 6PL
SUREFIRE G2L
SUREFIRE S2 STRATUM