AVG_EIG_A3
左から
Lumapower Avenger (アベンジャー) GX cool white
PEAK(ピーク) LED Solutions EIGER(アイガー)
iTP(アイティーピー) A3 EOS Flashlight

場所や用途を問わず、パーソナルユースで人気があるのが1AAAの懐中電灯。まさに懐に入れて使えるライトです。価格も全体的には低価格のものが多く、本命のライトの他にサブ用としてチョイスされることの多いライトでもあります。とは言え、今回紹介する三点は1AAAのライトのなかでも「ハイパワークラス」に属するものでございます。1AAAの普通のライトであれば、5〜15ルーメン程度が一般的ですが、今回紹介するライトは75ルーメン以上。単体であっても日常使用におけるあらゆるシーンで充分に使用できる明るさです。むしろ、このサイズのライトとしては必要以上の明るさといっても過言ではないかも知れません。

上記の写真にあります三点の製品が人気のモデル。それぞれ個性があります。サイズは見ての通り。テールにクリックオンスイッチが付いているAVENGERが一番長く、以下2点はヘッドのツイストスイッチの為短いです。ただ、AVENGERにもツイストスイッチは付属するので、交換してしまえば、比べるほどの差異はありません。

ただ、点灯させるとその配光に違いが若干ございます。単純に明るさに関してはメーカー公称値がございますが数値で比較出来るほどの違いは感じられないかもしれません。
AVG_EIG_A3_1
照射距離1mでの比較
さて、どんなものでしょう?AVENGERのみ鏡面リフレクターを使用しておりますので、近距離ですとかすかに明るさの層が生まれます。ただ、ダークリングと呼ぶほどの明らかな照射のムラは発生しません。以下の二点につきましては最も拡散しているのがEIGERで、AVENGERとEIGERの中間あたりにA3が入ります。EIGERはレンズにフロスト加工(曇りガラスのような加工)が施されておりますので近距離での視認性は抜群です。1AAAのライトの用途としては鍵束などに取り付け、常時携帯することを目的とします。そのようなライトの場合、遠くを照らす必要などありません。せいぜい5m程度の範囲を明るく照らせるように設定されております。皆さんはどの配光がお気に入りでしょうか?

ランタイムにつきましてはやはり明るさを変更できる調光モデルが人気です。MAX照度ではあっという間に電池が切れてしまいますし、なによりLEDの熱に耐えられません。ユーザーの求める藻が「とにかく明るく」なのか、「普段は暗くてもいいけど、時々明るいのが使いたい」のかでも、だいぶ選択しが変わります。まずは、望むべき用途を想像しつつ、予算に合わせて選んでみるのがよろしいかな?と思います。

いつも身に付けていられるサイズが魅力の1AAAライト、用途にベストマッチのライトが選べると、それ以上に明るいライトを持ち歩くことがなくなってしまうことあがあるそうです。実用派の方は特にね(笑)。