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Lumapower (ルマパワー) Signature VX ターボヘッドセット LEDライト

CR123A x 2本モデルとしては久々に面白い製品だと思います。Lumapower Signature VX ターボヘッドセットは2種類のヘッドが付属してたLEDライトです。ワイド拡散光のノーマルヘッドとスポット集光のターボヘッドです。ヘッドが2個も付きますとお買い得感がありますが、時に「これって必要?」と思われるようなモデルもメーカーによってはあります。しかし、Signatureに関してはこの配光の違いを味わっていただきたいライトです。

搭載LEDはLuminus SST-50 LED MAX500ルーメン。同型のLEDを積んだモデルですとOLIGHT M21が記憶に新しいところです。単発のLEDとしては非常に大きく明るい素子です。これまでリリースされた他社モデルを見ても、どちらかと言えば拡散光に適したLEDではないでしょうか。実際、Signatureのノーマルヘッドのでの配光は素晴らしい拡散光が望めます。これはM21とも良く似ております。しかし、Signatureのそれはさらにワイドです。リフが浅く短いので均一な配光となります。その分、照射距離は多くを望めません。20m程度以内での照射が有効です。
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約20m先への壁面照射。手元からワイドに均一な光が広がる。

元々が拡散光よりのLEDですが、深い鏡面リフレクターが装備されたターボヘッドを装着すると若干のダークリングが発生するものの強いホットスポットが中心に現れます。今回は壁面への照射でしたので、反射光により壁面近くの地面が明るくなっておりますが、実際にはもう少し狭角な照射角度になります。強く太い光軸が土煙にを介してハッキリと見えました。signature3
中心光の明るさは500ルーメンクラスならでは。

さて、最大の特徴であるヘッド交換による配光の違いは分かっていただけたと思いますが、このライトの魅力はそれだけではございません。なんて言っても操作性が優れている。ちょっとマニアには物足りないと思われるかも知れないほど「優しい」操作性になっております。メインスイッチはテール側。半押しでの間欠点灯が可能なモデルです。常時点灯させた後はベゼル側にございますプッシュスイッチでモードを切り替えることが出来ます。4段階の調光に加え、高速点滅モードもございます。OLGIHTのM30にも似たような機能がありますが、モード切替はスイッチ分に集中しており、ボディサイズの割にはあまり使いやすいとは言えないものでした。Signatureは最初の点灯時こそ逆手にもった形で握ると思われますが、それ以後は順手に持ち替えてモード切替をしながら持つのがよろしいかと思います。少なくとも連続点灯を考えているのであれば懐中電灯は順手で持つ方が合理的ですし、疲れません。ちょっとボタンの形状が可愛いですが、押し感は良い感じ。サクサクモードが切り替わるのでストレスありません。最初はこんなところにスイッチがあるなんてスマートじゃないなぁ〜と思っていましたが、使ってみると驚くほど素直で使いやすかったことに驚きました。順手で握った時にちょうど親指のかかる位置にスイッチがありますからね。何気によく考えられております。

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左からOLIGH M30 , Lumapower Signature VX , OLIGHT M21
こうして並べてみるとM30は昔話に出てくる鬼の金棒のようです(笑)。スマートに見えるSignatureが地味に見えますが、まぁ、こんなものです。OLIGHTたちが厳ついだけです。2CR123Aモデルとしてはやはり少々長めのボディにはなります。また、ホルスターは付属しますがノーマルリフレクターの場合にのみ入れることができます。残念ながらターボヘッドを装着すると対応するホルスターが社外品でも現状ございません。携帯性云々ではちょっと弱い感じがありますね。
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個人的にはノーマルリフの配光が好きですが、スポット好きの方でも十分に気に入っていただけるモデルだと思います。何れにしましても少々マニアックな香りが漂うのはまた事実でございます。使いやすいライトだとは思いますのでどなたにもおススメしたいのですが、「あぁ、なんかヤバそうなもの買っちゃった。。」的な、ライトマニアで無い方がこっちの世界に一歩踏み出してしまいそうな、そんな危険な香りのするライトかも知れません(笑)。

Lumapower Signature VX ターボヘッドセット