DC109F1

GENTOS DOMINATOR(ドミネーター) DC-109F 200ルーメン

ドミネーターシリーズ最後のご紹介となる(この後、SG-500みたいな奴は出てこないよな〜、、)のがDC-109F。閃シリーズのSG-309にあたるCR123A x 1本タイプのシリーズ最小のライトです。LEDライトは小さくて明るいのが人気があるのが通説である通り、シリーズの中でも最も明るい200ルーメンを出すこのライトが一番人気です。ボディ全長は97mmと確かに小型なライトですが、SG-309と比べるとやや「大型化」が目立ちます。大型化の理由は先日ご紹介したDC-105Fと同じ。ボディが二重構造になり、連続点灯時に発する熱対策が施されております。「小さいことは良いことだ」の合言葉がLEDライト業界にはございますが、一般懐中電灯において現実的に連続点灯が可能な小型ライトはそれほど多くありません。多少の大型もヤムナシ、といった開発側の苦労が感じられます。それでも、初期照度30分程度は結構熱は持ちます。

DC105F3


配光に関してはお馴染みの通りです。スポット時の明るさは同社のコンパクトライトでは格別です。ただ、ご覧の通りの狭角な配光になります。ワイド時の明るさが感じられにくいのが閃シリーズ系統の弱いところだと思いました。あくまでも遠方照射を主たる目的とし、携帯性を重視するのであればDC-109Fはおススメできるモデルだと思います。

かつて同社のライトでCR123Aリチウム電池を使用したモデルは一部のモデルを除き、ユーザーから倦厭されがちな製品が多かったです。理由はご察しの通り、「電池が高価」だからです。しかし、SG-309以降、「とにかく軽くて明るいライト」を求めるユーザーの間で人気を博し始めました。とくにアウトドアスポーツユーザーには人気があったかな?耐久系のトレイルランナーの間では知らない人はいないくらいの商品だったようです。

SG-309に比べれば明るくなったDC-109F。ヒットが約束された期待のモデルだけに、明るさ以外の点も含め今後のユーザーの評価が待たれる製品です。