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GENTOS DOMINATOR DC-100F
GENTOS 閃 SG-305

先週から発売されたGENTOSの新シリーズ ドミネーターシリーズをご紹介していきたいと思います。先鋒は単4電池3本のDC-100F。使用電池本数からSG-305と比較されがちです。コンセプト的には確かに同じものなので致し方ありませんが、当然ながら違う商品なのでその特徴も異なります。

まずルックスですが、ドミネーターシリーズの方が「鋭角的」です。あちこち尖っている感じです。実際にSUREFIREのE2DLのように尖っているわけではありませんが、ボディの滑り止めチェッカリングなども深く「ザラザラ感」はあります。それにくらべSG-305は滑らかな感じがあります。DC-100Fのヘッドは一回り大きく、しっかりとした放熱フィンが付いているのでいかにもごつい感じがあります。手のひらへのかかりや握り心地は個人差や好みがありますが、確りと握りたい方にはドミネーターのボディは悪くありません。

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スイッチ周り

SG-305がリリースされた当初、よくクレームとして頂いていたのが「ストラックが付け辛い」です。ストラップを通す穴が小さく、付属のストラップをその穴に通そうとすると、外皮が剥けてなかの釣り糸のような繊維が「こんにちわ(o^∇^o)ノ」しちゃうことがありました。それに比べるとドミネーターは随分と広くなっています。これならどなたでも簡単に付けられますよね。かなりよく改善されていると思います。たぶん、前述のクレームが他でも多かったんじゃないかな?
テールスイッチがクラウンによって囲まれていることで誤点灯を防げます。また、ヘッドを上にしてライトを自立させることも可能です。
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室内など狭い空間であれば天井への反射光で全体を薄ぼんやりと照らすことができます。簡易的な室内照明としても便利。ストラップを逃がすための刻みが計3か所あるのもポイント高いです。

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スイッチとボディの厚さ

スイッチはかなり違います。ON/OFFのみのSG-305に比べると調光や点滅の切替機能をもつDC-100Fの方が大きく、スプリングも太いものを使用しておりますが、「押し感」はDC-100Fの方が軽いです。半押しでの間欠点灯が出来ない分、スイッチ自体は軽い力で押せるようになっているみたいです。
DC-100Fのインスタントオフスイッチは慣れれば悪いものではありません。例えばモード切替。消灯時から点滅へ切り替える場合は「ダブルクリック」で簡単に入ります。SOSモードへの切り替えもこの手の多機能モデルにしては片手のみで行えるので簡単だと思います。ただ、長押しでの調光だけは慣れないものがあります。少なくともメモリー機能追加して欲しかったかも。

ボディの厚みは明らかにDC-100Fの方がぶ厚い。把持部の一番厚い部分で1.5mm近く差がありました。その為ボディが太くなってしまっているんですがね、まぁ、丈夫なことは良いことかな?握り心地に関わることなのでこの辺は好みが分かれるところですね。

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何気に改善されたヘッド周り

SG-305を持っているならご存知だと思いますが、閃シリーズを始め、サンジェルマン社がリリースするレンズ式のライトには「風防」が付いていませんでした。風防とはリフレクターやレンズを傷やほこりから守るためのモノです。「守る」といってもポリカーボネート製のレンズそれ自体ははそれほどヤワいものではありませんが、気になる方もいらっしゃったのではないでしょうか?風防が追加されたのは何気に嬉しいことです。ただ、この風防も樹脂製ですけど。。ガラス製までとはいかなかったか。

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肝心の配光は?

鋭角的なデザインに負けない狭角な配光です。DC-100FとSG-305は単にルーメン値が違うだけではありませんでした。最スポット時の配光は明らかにDC-100Fの方が狭いです。ワイド時もSG-305に比べると狭かったです。レンズの可動範囲はさほど変わらないようなので、DC-100Fはよりスポットよりに振った配光設定になっております。集光が好きな方には嬉しい光軸もハッキリと見ることが出来るくらいです。閃シリーズに比べるとより遠くを明るく照らすことを目的としているのかな?あくまでも相対的な見方になっちゃいますけど、1m程度の至近距離での使用ではDC-100Fはあまりきれいな配光を描けません。まだSG-305のワイド光の方が見やすいです。DC-100Fは近距離を照らすのには向いていないと思いますよ。少なくともSG-305と比較してしまうとね。

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サンジェルマン製品の避けては通れぬレンズ縁のバリ痕。改善する気はサラサラ無いようです。照射に影響はありません。

価格差は僅かですが、その差は結構あります。どちらが良いというより性格の違いですね。単純に後継機種というわけでもなさそうです。今年はドミネーターシリーズの前に拡散光のパトリオ8パトリオ9が出ているので、近場はそちらに任せて、遠方照射ユーザーにドミネーターを当ててきたのかな?なんていう妄想してしまいます。考えすぎかな?それも楽しみの一つと言うことでご勘弁ください。

それと、ドミネーターシリーズにはホルスターがおまけで付きます。しかもベゼルダウン(ヘッドを下にして装着)が可能なんです。ちょっと珍しいでしょ?簡素なホルスターですが、使い勝手は良さそうですよ。
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