HL1-A-TN

SUREFIRE(シュアファイア) HL1 軍用ヘルメットライト

これまでIR仕様の製品が含まれていた本製品は、米国の輸出規制品の対象品だった為入手が困難でした。これまで並行品での入手しか出来ませんでしたが、生涯補償のついた正規品がついに日本上陸です。

まず、このライトを見たときの感想が「小さい!」でした。もっと大きいかと思っていましたが、完全に手の平に隠れるくらいのサイズです。しかも電池込で57gと非常に軽いです。予備知識がなければこれがライトとは思えないようなデザイン。丸みを帯びた感じがものすごくカッコイイです。

このライトは同社のフラッシュライトと異なり、眩惑や照射などを目的としておりません。手元や自分の装備品を確認する時など極めて近距離における使用を目的としております。しかも出来るだけ目立たないように。ですから通常の民生品のヘッドライトとも異なる特異なモデルなのです。一般の方がヘッドライト代わりに使うものではありません。

装着可能なヘルメットも現時点で確認出来るものは限られております。まず本家米軍のミッチ、他には88式ヘルメットなどがございます。何れもヘルメットのリム(縁)にクランプをひっかけてイモねじで固定します。基本的にヘルメットは傷が付きます。実際にご使用になろうと考えている方は、そういうものだということを認識する必要があります。

このヘルメットライトは3灯のプレイマリーと2灯のセカンダリー、そして赤外線IFF(敵味方認識ビーコン)を搭載します。プリマリーは白と黄緑。いづれも汎用的な使用が目的です。プライマリーはモデルによって異なり、青と赤は夜目の保護が主な目的、IRは暗視ゴーグルなどのデバイスとの併用が前提となっております。初回の入荷では(白xIR)の入荷がありません。IRをモデルを狙っている方は(黄緑xIR)の完全ナイトモード仕様になります。

スイッチは二系統あり、プライマリーとセカンダリーを切り替えるするものと、IFFのON/OFFを行うスイッチの二つが付いております。また、プライマリーとセカンダリーの照度を調整するプレススイッチがボディ中央につきます。Lo→MED→Hiの順でモードが循環します。基本暗く使うものなのでLoから始まるみたいですね。MAXでも19.2ルーメンですから普通のライトとは違うことが分かるかと思います。電池はCR123A 1本を使用しますが、省電力なので非常に長時間での使用が可能です。補充が困難な状況を考慮したものです。どんなに低ルーメンでも灯りが有るか、無いかでは大きくことなります。普段、意識せずに文明の恩恵を受けている私たちには想像もつかない過酷な環境が世界には多くあります。電気の通らない地域もあるでしょう。世界規模で展開する米軍にとってはこのようなヘルメットライトがむしろ必須の装備なのです。

私たちの日常とは全く異なる世界。その世界を垣間見れるようなライトです。

実際にこのライトを「実用的に」使用されるのは自衛官の方くらいかと思います。前述したとおり装着時にヘルメットに傷が付きますので、官給品の取り扱いに厳しいところは布などを当ててご使用になるのがよろしいかと思います。

一般の方がファッションで付けられるのでしたら、モールシステムに対応したZ71モールクリップがおススメです。最近はカバンやザックのへーネスにもモールシステムのようなものが付いた製品がありますので実際に取り付けることも出来るかと思います。かなり高価なアクセサリーになりますけどね、知っている人が見たら(かなり少ないと思うけど。。)「おっ!」と思われること請け合いです。小さいながらもレプリカにはない本物のオーラがありますから。