LEDLNESERL7

LED LENSER L7OPT-7008TG Performance Line LEDライト

この価格でこのパフォーマンスは驚異的!

2008年の6月にリリースされたライトを覚えていますでしょうか?たった一年半程度前のことですが随分と懐かしく思います。その時感じた感覚にこのライトは似ています。一年半前にリリースされたライト、それはGENTOS SG-305です。

あのライトが発売された時はもはや恐慌といってもよかったでしょう。猫も杓子も「サン・マル・ゴ」でした。これまで全く懐中電灯なんて興味のなかった人までもが手にし、あーだこーだと評価され、爆発的な人気がまき起こりました。ホームセンターの棚からは商品が消え去り、これまでは懐中電灯なんて全然売ってもいなかったお店までもが取り扱い始めました。一日にかかってきた電話、FAX、メールの数は今でも伝説になっています。確か、あまりの問い合わせの多さに上からクレームが来たくらいです。

あのライトがそんなに人気があった理由はなぜでしょう?

それは価格とスペックが釣り合ってなかったから、無駄にお買い得感があったからです。そして懐中電灯を手にしたことがほとんどない人にとっては100ルーメンというのは非常に明るく感じたことでしょう。おまけに電池も単4電池3本ですから購入後のコストもあまりかからないように感じます。ちょうど時期を同じにするならホンダのフィットみたいな感じ?まぁ、それは言い過ぎかな?

LED LENSER製品の魅力はワイドとスポットの調整幅が非常に広く、スポットでは集光レンズにより非常に効率的に光を飛ばせるところです。同じ100ルーメン程度ですが、照射距離はL7の方がずっと遠くまで光が飛びます。まぁ、飛んだらエラいっていうわけではありませんが、こういう価格帯で可変式の飛び系ライトってまだまだ少ないと思います。SG-305までしか知らないユーザーにとっては驚きの光景じゃないでしょうか?初めてライトを買う人の目線からみてサプライズはL7の方に分がある、と思います。

さて、ルックスからして同社のLED LENSER P7の樹脂バージョンと思いますよね?その通りなんですが、電池の使用本数が違います。故にか明るさも違います。P7が単4電池4本で200ルーメンあるのに対して、L7は3本で98ルーメン。電池1本の違いでそんだけあるのか?とお思いでしょうが、ランタイムが違います。P7は約3時間、L7が5.5時間ですからまぁ、半分。明るさに相当したランタイムなわけです。ただ、ボディサイズはほぼ一緒。L5の時にもご紹介しましたが、ボディが樹脂なんでどうしても分厚くなってます。
LEDLNESERL7-1

ひとつ注意していただきたいのがバッテリーカートリッジへの電池の装填方向。普通コイル状の接点がある方が「マイナス極」ですよね?なんでか知りませんが、このライトの場合は逆になっている個所が一か所だけあります。プラスのマークが描かれていたるのを見たときは、我が目を疑いましたよ。変なカートリッジ。絶対に「電池入れたけど点灯しない」といった問い合わせをいただくことでしょう。今から覚悟しておきます(笑)
LEDLNESERL7-2

配光は一貫してLED LENSER。最スポット時の照射範囲は狭いが明るい。逆にワイドだと10m先でも視認がしんどい、そんな感じです。足元照射でもハレーションを起こさないフラットで視認性の良い配光です。

若干、この配光も見飽きたかも(笑)。明日L6のレポ書いたら怒る?

アルミ製のボディではないので、どうしても安っちく感じます。ですから外観や質感を重視するひとにとっては、未だSG-305の方がいいなぁ〜と思う方もいるでしょう。樹脂製ライトには軽いとか、熱伝導率が低いので長時間の連続点灯に向いている、など結構利点は多いんですけどね。それらは使って初めてわかることなんでなかなか理解されにくいところです。

スイッチはこのシリーズ唯一のクリックオンタイプ。ワンクリックで点灯、次で消灯。調光もないので操作は簡単です。加圧式の間欠点灯もOK、おまけにロックアウト機能もあります。荒を捜せばたくさん出てきそうなライトですが(笑)、このシリーズの良さはあくまでも「コストパフォーマンス」必要十分にしてお買い得。そこんところヨロシク!的なライトです。