LEDLENSERL5

LED LENSER L5 OPT-7005TG Performance Line LEDライト

先日ごちょっとだけお知らせしたLED LENSERのパフォーマンスシリーズからL5をご紹介致します。パフォーマンスシリーズの中でも最もコンパクトなモデル。使用電池は単三電池1本。明るさ76ルーメン、ランタイム2.5時間。プロフェショナルシリーズやマイクロシリーズであればP5M5に相当する製品です。お馴染みのアドバンスフォーカスも搭載。実際にP5などと比較すると、あまりLED LENSERについて詳しくない方なら見分けがつかないでしょう。というかほぼ同じです、配光も明るさも。いかにもLED LENSERな感じ。

しかし、ボディが樹脂製ゆえにアルミボディのライトとは異なる部分も多くございます。まず、ボディの大きさ、太さ。アルミ合金と同等かそれに近い丈夫さや耐久性を持たせるにはどうしても樹脂部分が肉厚になってしまうようです。このL5の把持部(握るところ)の太さは約1インチ(25.4mm)強、アルミボディモデルが18.5mm程度ですから並べてしまうとひどく太く感じてしまいます。

だからと言って使い難いとは思いませんでした。このライトのスイッチは押している時だけ点灯し、離すと消えるモーメンタリースイッチを採用しています。しかも、スイッチ部は中央のラバー部分のみ。このラバー部分を押さないと点灯しません。握ったときにボディが細すぎると少し押しづらいのがテールスイッチタイプ。LED LENSERのP5を使ったことがある方ならわかると思いますが、逆手で持ったときに親指の腹でスイッチを押すよりも人差し指で押したほうが何気に押し易かったりします。ですが、ボディ径が1インチ程度になるとしっかりと握れます。握り甲斐がある、といってもいいです。逆手にライトを握った時にちょうど良く親指の腹がラバースイッチ部に届く感じ。手の大きさや性別で多少の違いはあるでしょうが、成人男性であればジャストフィットするんじゃないでしょうか?
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また、これまでのLED LENSERのテールスイッチモデルに付きまとっていた欠点が解消されております。スイッチ部に細かい砂などが入った時にそれが原因で壊れてしまうことがありました。これまでのモデルはテールスイッチ中央に設けられたスイッチはラバーなどでカバーされておりません。例えば、手に砂や泥などが付着した状態でスイッチを押してしまうとダストがスイッチに挟まって壊れてしまう、ということがあるそうです。アウトドアや工事現場などでは容易に起こりえる状況です。スイッチカバーをつけなければ劣化してラバーが切れることもありませんがハードな使用にはいまひとつ向いてないスイッチでした。
パフォーマンスシリーズはその心配がありません。また、接点部は非常にシンプルな造りをしております。渦巻き状のバネではなくバネ板?のようなものです。加圧した際にバネ板下の突起が押されてバネ板を押して通電する、、という酷くシンプルなものです。なので、普通のコイル状のバネに比べ、「押し具合」は悪いです。スイッチの押し具合を気にされる方にはこのライトは無理かな?これまでのモデルが非常にセンシティブでわずかな力で点灯できましたのでそれに慣れてしまった人にはLED LENSERとは思えない硬いスイッチです。モーメンタリーの状態で押し続けるのは結構辛いですね。まぁ、とくに先入観がなければ、こんなものか?と思うかも知れませんけど。

常時点灯させる場合はスイッチに記しがあるようにボディ側に締めこむと点灯します。なんか限りなくSUREFIRER G2Lに似た操作感です。コイル式ではなくバネ板であることの違いくらい?かな。

単三電池1本で76ルーメン、充分な明るさです。ランタイムも極端に短くない。ボディの造りや耐久性などそういったことに拘りがなければ良いライトではないでしょうか?すでにアルミボディモデルの製品があり、その後に樹脂製モデルが出ると「廉価版」的なイメージがあります。実際、LED LENSERのプロフェショナルシリーズやマイクロシリーズはかつてのLED LENSERから比べると高価なライトです。安価なパフォーマンスシリーズはユーザー層の拡大と法人など数を必要とする現場での利用を狙ったものと思われます。先にご紹介したスイッチの例のように少々ハードな環境でも使える単純な構造は商用っぽさを感じさせます。

「ライトが好きでライトを集めています」なんて人はあまり触手が動かないかもしれませんが、スペックと価格を見比べてしまうと結構これって凄くない?と思われるかも知れませんよ。それくらいコストパフォーマンスに優れたライトだと思いました。
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