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PELICAN (ペリカン) 4100 NEMO ダイビングライト

正直、デカくて重いです。単1電池を8本も使ったダイビングライト。浮力が得られる海中では少々重くても取扱は地上よりずっと楽なので未だにこのような姿をしております。ボディは強靭なABS樹脂を使用、搭載光源は水中の中でも視認性に優れたハロゲンランプ。約250ルーメンの強力な照射光を発します。連続点灯時間も12時間と充分。伊達に単1電池8本使ってません。

電池はヘッドを開けてボディ内にドボドボ入れます。ヘッドとボディの接合部は2重パッキンがあり、防水性は優れております。ただ、ヘッドが非常に大きいので締めこむ際は少々力が要ります。両膝でボディを挟んで両手で緩めるくらいの気合が必要です。ヘッドの締め込みが甘いとそこから浸水するのでダイビングに使う場合はシッカリと締めこみましょう。

面白いのはリフレクターが最初から集光とワイドと2種類付属していること。これが結構違います。ワイドリフレクターはムラ無く一帯を広く明るく照らします。スポットに交換すると中心光が明るくなり、周辺光が若干暗くなります。また、ボディの上下にレールのような刻みがあり、付属のハンドルを自由に取り付けることが出来ます。ボディ底面につけるとピストルのような形になりますが、重くてしゃーないです。地上であの状態で使うことはまず無いと思いますが、なんとなく一回はこの形で持ってみたくなります(笑)4100_2

スイッチは左右どちらかに振るフリップスイッチ。誤操作で点灯しないようロックアウトすることも出来ます。少々スイッチが硬いようにも思えますが、ダイビングライトの場合、頻繁にON/OFFをしないのであまり気にならないかと思います。
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黄色いボディが眩しいです。如何にもダイビングライトって感じ。ペリカンライトらしいですよね。デカくて重いライトですが、その明るさは侮れません。水中という地上よりも光が届き難い環境ではこれくらい強力な光が必要になります。本格的なナイトダイブを楽しむならこれくらいはあった方がいいんじゃないでしょうか。