SAINTMINIMUS

SUREFIRE HS2-A-BK SAINT MINIMUS

ミニマスが入荷しましたので外観と機能からご紹介いたします。

LEDが搭載されたランプユニットは樹脂とアルミ合金で構成されております。正面向かって左がON/OFF &無断階調光スイッチ。右が電池ケース&角度調整のツマミです。ライトユニットは回転ドラム状の形状をしており、ヘッドバンドの台座に固定されている感じですね。これまでのヘッドライトではあまり見かけない独創的な形状です。
電池ケースの蓋はシッカリ締めないと角度調整の際、蓋が開いてしまいます。結構グッときつく締めないとダメみたいですよ。角度調整は360度任意の位置に設定可能です。角度調整ツマミは結構堅く、ちょっとした振動や衝撃では角度が変わることがありません。最初のうちは両手で調整したほうが良さそうです。
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特徴的なのはこのレンズ。牛乳瓶の底みたいな、ベンゾウさんのメガネみたいな渦を巻いたものです。渦の加工はレンズの内側に施されており、外側はドーム状をしております。おそらく光を拡散させる効果があると思われますが、あまり見かけないレンズですね。

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バンドと額(ひたい)にあたる部分は取り外しが可能です。額のパッドはウェットスーツのようなネオプレーン素材。バンドは普通の布ゴムバンドです。赤い[SF]のロゴがカッコイイですね。バンドを折りたたむと非常にコンパクト。90 x 35mm程度に収まるようになっています。ザックやポケットに入れてもかさ張らないので大変便利です。ヘッドライトは小さくて困ることはありません。できるだけ軽量コンパクトなモデルが望まれます。
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実際の照射ですが、不思議なことに横長の長方形です。横に長くしかも拡散光です。ですから、実際の視点では凄く広い範囲を照らしているように感じます。光が直接当っている部分からさらに光が伸びていくように広がります。100ルーメンの最も明るい状態で使わなくても歩く程度であればかなり低ルーメンでも大丈夫でした。手元作業であればミニマムモードでもイケます。しかも照射面の明るさに強弱がなく均一な配光なので目が疲れません。手元作業をするヘッドライトとしては理想的だと思います。調光も片手で変えられるので簡便ですね。

リチウム電池を使用しておりますが、意外にもランコストは非常に優れます。まぁ、使い方次第になりますけどね。外気温に強いリチウム電池なので、氷点下に達するような環境でもスペックを著しく低下させることがありません。冬山登山で活躍が期待される製品です。こらからのシーズン、本格的なアウトドアを楽しみたいならこのヘッドライトをかなりオススメしたいです。

SUREFIRE(シュアファイア) HS2-A-BK SAINTMINIMUS セイントミニマス ヘッドライト