sidewinder
ストリームライトのサイドワインダーがマイナーチェンジを施して再リリースされました。変更点としてはメインLEDが50ルーメンにアップした点です。それ以外の外観的特長に変化はなく概ね明るさだけの変更みたいです。ただ、昨年まではリリースされていたアウトドアモデル(サブLEDが赤、緑、青)が無くなってしまいました。今後はミリタリーモデルのみとなるようです。

サイドワインダーHPは調光機能がありLOモードから常に始まります。調光するには押し続けることにより4段階かけて照度がアップし、任意の明るさでスイッチを離すことで照度を固定できます。どのモードもダブルクリックで点滅モード。各種LEDのモード切替はサイドスイッチを引っ張りながら回すことで選択、IRモードの部分のみデッパリが付いておりユーザーに対して「赤外線モードになってますよ」と知らせます。IRモードは肉眼では確認することが出来ません。暗視ゴーグルを通すことで初めて見ることが出来ますが、身近な電子機器ですとカメラやムービーが付いた携帯電話で「ナイトモード」にすると見ることが出来ます。ちょっと面白いのでお試しください。あと、くれぐれも電源の付けっぱなしに気をつけてくださいね。

メインの白色LEDの配光は中心が明るくフラットな周辺光ができるタイプ。確かに前のモデルよりも明るくなっております。まぁ、それでも50ルーメンですから普通の明るさです。タクティカルライトと違って手元照射や見方へのシグナルを目的としているのでさほど強力な明るさが要求されません。それでも正視するとかなり眩しいですけどね。サイドの色物LEDもMAXモードであれば結構明るくなかなか使えそうです。

ミリタリーモデルにも関わらず単3電池2本使用なので普段使いでも気兼ねなく使えるライトでもあります。概観の雰囲気がモロミリタリーですが、機能や性能は多機能コンパクトライトとしてはとても魅力的なものがございます。これならキャンプや登山などのアウトドアシーンでも使えそうですね。大型のクリップが付いているのでザックのハーネスに付けるには便利な付属品です。何気に気に入っているのが電池ボックスのフタは本体とワイヤーで繋がっていること。電池交換時にフタをなくしてしまう恐れがありません、実に便利です。

好みが分かれるデザインですが、意外と癖の少ない使いやすいモデルだと思いました。
ストリームライト(STREAMLIGHT)サイドワインダーHP C4搭載 赤外線モデル