M30OLIGHTから新型モデルがリリースされました。マルチダイ Cree社のMC-E LEDを搭載し、Max 700ルーメンズの強力ハンディーLEDフラッシュライトです。

OLIGHT(オーライト) M30 Triton CR123A x3本仕様LEDライト

LEDが本来持つ「省エネ」と言う特性とは全く逆のベクトルで進化するハイパワーモデル。今年の春頃から様々なメーカーからリリースされておりましたが、オーライトからも終に発売となりました。同社のモデルにはこれまでなかった画期的なスイッチシステムなどその明るさだけではない機能が追加されております。

まず、ボディから見てみましょう。各パーツの末端部はSUREFIRE E2DLを思わせるような鋭角的なトゲトゲが施されております。特にそのテールスイッチ部の形状なんて、、「酷く」似ています。ヘッドのストライクベゼルは同社のM20同様取り外しが可能です。把持部などそれ以外の部分は概ねM20のデザインを継承しているように思えます。私としてはヘッド周りのヒートシンクがカッコイイと思います。極端にヘッドが大きいわけではないのでトゲトゲがなければ普通の懐中電灯です。単純に間欠点灯で点灯させるには握りやすいデザインだと思います。けっしてフロントへビィーな感じはないですね。

次に付属品。SUREFIREのA19を思わせるエクステンションアダプター、やや集光よりの配光をムラのない拡散光に変化させるディヒューザー、バッテリーを瞬時に交換可能なバッテリーマガジン、そしてやや微妙な吊下げホルダー。。などなどけっこう充実した内容です。これらの付属品は専用のハードケースに収納されます。正直、とても玩具っぽいケースなのが残念ですが、これだけの付属品が揃っているのはとってもお買い得な感じです。

エクステンションアダプターを装着することで電池を1本追加させることが出来ます。しかし、電池を1本追加しても最大光束は上がりません。ランタイムを延長させるためのものです。MAX700ルーメンでわずか1.5時間のランタイムですから少しだけでもランタイムを延ばしたい方にとっては重要なアイテムかも知れません。

風防はガラス製。耐熱とか耐衝撃性については全く触れられていないので不明です。薄くはないので丈夫かと思いますが、過信してラフな使い方はしないほうがいいでしょう。

スイッチはタクティカルテールスイッチ採用し、側面に高速点滅、モード切替が可能なスイッチが付きます。テールスイッチは軽く押すと点灯、放すと消灯、押し込むと常時点灯となります。これまでの同社の製品はヘッドを緩めたり、締めたりすることでモードや調光を切替えてきましたが、このM30はすべて片手で済ませることが出来ます。消灯した状態でサイドのスイッチを押すと常にMAX照度での高速点滅。点灯させた状態でサイドスイッチを押すと3段階の調光と高速点滅が選択できます。オーライトでは標準仕様となっているメモリー機能もあり、最後に消灯したモードで次回も点灯します。これまでに無いなかなか面白いスイッチシステムです。

肝心の明るさですが、実際に700ルーメンか分りませんが兎に角明るいです。リフレクターは細かい凹凸があるオレンジピールリフレクター。基本拡散配光になりますが、中心光も明るくある程度照射距離にも優れます。60m程度の使用範囲の中では非常に優れたスペックを発揮します。リフレクターモデルならではの広く明るい配光が魅力です。屋外でも使いましたが、CR123A x 3のモデルでこれだけ明るく同時に広い面を照らせるライトを見るのは初めてかも知れません。
M30-1

付属品のケースや取扱説明書のイメージ画像はツッコミどころ満載ですが、ライト単体の性能は秀逸です。これまで一部の高価なカスタムライトだけに採用されていたマルチダイLEDがこうして量産品に搭載されて市場に流通し始めた時代になったんだなぁ〜と感慨深く思います。ちなみにOLIGHTで型番の他に品名で具体的な固有名詞が付いたモデルは、この[トリトン]が初めてだったりします。

次回は他のライトとの屋外照射比較をご紹介いたします。

美しい配光と700ルーメンのハイパワーLEDライト。マルチダイLEDユニットの迫力の照射をご覧ください。
OLIGHT M30 TRITON