HR-730H

GENTOS(ジェントス)の2009年モデルが続きます。
今年リリースされたこの新しいヘッドライト「ヘッドベイダー」はこれまでリリースされてきた「ヘッドウォーズシリーズ」の不満点を解消するモデルに仕上がっています。

GENTOS HR-730H HEAD VADER 125ルーメン ヘッドベイダー

とりあえず、性能云々よりも気になるのがその名称。「ヘッドウォーズ」の次が「ヘッドベイダー」ですよ、、これ大丈夫なんでしょうか?(笑)。パッケージに描かれた「デ○スター」っぽいイメージが確信犯的でステキ過ぎます。

それはさておき、現行でリリースされているHW-767HがMAXルーメン値150に対して125とやや抑え気味なスペックを出してきたこのHR-730。明るさだけを見てしまうと新機種にも関わらず暗いじゃないか、、と思われても仕方ないでしょう。しかし、確実にそれ以外の点で改良が施されております。それはユーザーのニーズの違いこそあれ、ヘッドライトとして使用する上で非常に重要な改良点です。

まず第一に改良されたのがスイッチシステム。HW-767Hがリリースされた時に「不便だなぁ」と感じたのがこのスイッチです。メインのパワーLED以外に5mm弾のサブLEDが3灯付いているのですが、全てを一つのスイッチで操作しなければならないのです。スイッチを長く押して(5秒間)モード変更させたり操作が複雑でした。敢えて一つのスイッチに複雑な操作を盛り込むのは多機能ゆえの宿命かも知れませんが、使い難いことに変わりはありませんでした。その点がHR-730Hは改善されております。メインLEDとサブLEDのスイッチが別々に設けられました。正面向かって左がメインLED、右がサブLEDとなっています。メインLEDからサブLEDへの切り替えも一発で出来るので操作が大変楽になりました。操作性では雲泥の差があると思いますよ。

第二にフォーカスコントロールのレバー。どちらのモデルも配光をスポット、ワイドに変更できますが、HW-767Hはこのレバーがライトユニットの下部に設置されておりました。対して、HR-730Hは上部に変更されております。実際に頭に着けた状態で操作してみると分りますが、上部にあるほうが操作しやすいハズです。また、レバーが凸状になっているので触っただけでどこがレバーだか分りやすくなっています。頭部につけた状態であれば手探りでレバーの位置を確認しなければなりませんからね。頻繁に配光を変更される方にとっては大きな改良点だと思いますよ。
HR-730H-1

第三に重量と大きさ。HW-767Hは単3電池3本使用で205g、対するHR-730Hは単4電池3本で112g。電池の違いがありますので一概に改良とはいえませんが、ヘッドライトは軽すぎて困ることはない物です。
HR-730Hはライトユニットに電池を組み込むことで大幅な軽量化を図っております。メインLEDからサブLED、フォーカス機能まで詰め込んでおきながらライトユニット側に電池まで入れてしまったことには驚きました。最初はどこに電池入れているんだ?と思うくらいでしたから。最近のヘッドライトはライトユニットとバッテリーユニットが別体のものが主流になりつつありましたからね。確かに前後のバランスを考えるとセパレート式が良いと思いますが、そもそも総重量が100gちょっとなのでフロントへビィーに感じることはありません。また、ヘッドバンドが1本式なのでザックやポーチへの収納が大変楽です。セパレート式のモデルですとちょっとかさばりますよね?ハイキングや登山を考えると装備品がコンパクトにまとまることは嬉しい限りです。

さて、やはり気になるのが明るさです。
配光的にはワイドよりの設定となっています。最スポットの状態でもHW-767Hのワイドモードに近いものがあります。メーカーとしてはこの辺りで差別化を図っている可能性があります。HW-767Hにはヘルメットに付けるためのゴム製バンドが付属します。屋外において鉄塔やクレーンなど比較的距離のある場所を照らしたりする現場ではこのようなヘッドライトが好まれます。HR-730Hはどちらかと言えば携帯性を重視し、中近距離において見やすい配光と明るさを追求したモデルのように思えます。砲弾型のサブLEDに白色を採用した点も地図など手元確認用としては便利なものです。HW-767Hはプロフェショナル・ガテン系、HR-730Hはホビーユース・アウトドア系みたいな、、感じかな?ボディカラーもブラック、ホワイト、レッドと複数設定されているところを見ても、より多くのユーザー、特に女性などにも使ってもらうことを狙っているようにも思えます。ブラック一色のHW-767Hはあまり女性に人気がないのは事実です。どちらかと言えばLED LENSER H7の方が女性には人気かも・・。
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前々から書いてますが、ヘッドライトは主にハンズフリーで作業をしたい時や両手がふさがっている場所での灯具として使うものです。照射距離は比較的近距離を明るく照らせるモデルが使い易いと思います。多機能と操作性の両立、そして充分な明るさとワイドな配光。今年のアウトドアシーンで活躍してくれるだろうスペックと価格が魅力です。

そろそろゴールデンウィークです。キャンプをご予定の方はこのヘッドライトも候補に入れてみてください。
黒がダース・ベイダー卿、白がトルーパー、赤がダース・モール、、って感じ?(笑)カラーリングはお好みで。
GENTOS HR-730H HEAD VADER 125ルーメン ヘッドベイダー