bfaf217c.jpg長らく入荷が遅れておりましたDOSUNが入荷されました。

久しぶりに自転車専用のライトについてご紹介いたします。
このDOSUN M1はこれまでの自転車用ライトではあまり見られない、非常に特異な配光を照射するライトです。前照灯用自転車ライトと言えど、基本的な配光は通常のハンディライトとあまり変わらないものでした。照射システムにリフを用いようが、レンズを用いようが、光を「前」へ飛ばすことしか出来なかったと思います。しかし、このライトほど「配光」と「明るさ」に拘ったLEDライトをほかに見たことがありません。

そのこだわりの配光ですが、光源となるLEDはリフレクター内の「上部」に配置されており、「下」に向かって点灯します。下に照射された光はリフレクターに反射して前方と下方へと光を飛ばします。結果、光はハンドルの直下、ちょうどフロントタイヤの辺りと、前方の路面を同時に照らす事が出来るようになりました。上方へと逃げていた無駄な光をなくしたことで、対向車(人)に眩しくない配光を実現しました。また、照射面の明るさをアップさせることに成功しております。

自転車という乗り物は思いのほか早く移動することもできるし、ゆっくりと移動することもできる乗り物です。早く走るならば遠くを、ゆっくりと走るならば近くを、と言った感じに移動スピードによって人の目線は異なります。特に近くを照らすということにこれまでのハンドルに装着する自転車用ライトは力を入れてこなかったのではないでしょうか?いかにこのライトが画期的な配光であるかお分かりになると思います。

さて、肝心の明るさですが、、これまた今まで見たことがありません。少なくとも自転車専用でLEDを光源にもつライトの中では非常に明るい部類にはいるライトだと思います。近距離を照らす光は超広角な扇形の配光。広い面を明るく照らし、遠距離の照射面も扇状のスポット配光となります。特に遠方への照射が明るいです。このメーカーはルーメン値を公表しておりませんが、最低でも100ルーメン以上は出ていると思います。ちなみに、同社がリリースするほかのフラッシュライトと比べてもダントツで明るかったです。(笑)当然ですが、照射距離が伸びれば配光面は広くなりそれに応じて明るさも落ちますが、これだけの明るさであれば充分に路面を捉えることができました。
M1 vs T25 vs P7
単3 x 4本を使用したライトとしてはちょっと明るすぎて心配になります。明るくなればなるほど心配になるのが「熱」です。このライトは他社の自転車用ライト同様、ボディのほとんどがプラ素材で作られております。軽量化が宿命の自転車用ライトでは当然のことですが、アルミ素材のボディと違って放熱を苦手とします。このM1はボディ上部にアルミの放熱板を設け、熱からLEDと回路を守る工夫がされております。意外とありそうでなかった工夫だと思いますよ。

ただ、ランタイムはメーカー公称値よりも短いのではないかと思います。このライトにはレンズの上部にインジケーターがあり、電池残量が一定値減るとカラーが緑から赤へと変わります。変わってからすぐに消灯するわけではありませんが、気になるのでモード変更で照度を落とし、しばらくしてからまたMAXにすると、ちゃんと元の明るさに戻ります。割と早めにインジケーターはチェンジするようです。いくら放熱板を装着していてもこれだけの明るさを発揮するライトですからLEDを守るためにも早めにモードをチェンジさせてLEDへの負荷を減らそうとしているのかも知れませんね。

電池は分割したボディにドボドボ入れるタイプ。CATEYEのHL-EL520と同じような構造です。Oリングも太いものが入っているので雨天での使用でも全然大丈夫です。自転車用ライトとしては当然ですが、造りはちゃんとしています。ライトブラケットは2種類あり、22.2mmのクロモリハンドルから31.6mmのオーバーサイズまで対応可能です。微調整ができるように1mm、2mmのゴムスペーサーが付属します。ハンドルへの取り付けはネジで締め込んで行くタイプなのでかなりガッチリ固定が出来ますので、走行中にライト本体がお辞儀することはないでしょう。

しかし、、これだけ素晴らしい機能と性能があってもボディデザインの好き嫌いはあるでしょう。ボディもプラ素材ですから質感など求めようがありません。。あまりその点を気にされない方、実用第一にお考えであればこのライトはアリです。

4AAの同クラスのCATEYE HL-EL520と比べても絶対的に明るいです。
その差は圧倒的です。

「前」を照らすのではなく「路面」を照らす画期的な自転車用LEDライト
DOSUN M1 バイクライト