35d39a54.jpgLED LENSER P17STREAMLIGHT ULTRASTINGERを比較してみました。

両方とも30cmを超えるか超えないかくらいの長大なライトです。出来ることならショルダーベルトなどで吊って持ち歩きたいモデルです。明るさを求めるが、リチウム電池はコストがかかりすぎると判断する方は、単一電池や専用の充電地などを使用したモデルを選ぶ必要があります。大きさや重さを犠牲にしてしまいます。どこまで許容できるかが重要ですが、巨大な筐体ゆえに優れた照射の能力を発揮することもございます。

ULTRASTINGERは全長約298mmさは意外と軽く500g 。対してLED LENSE P17は335mm ,重さ約790gとだいぶ重いライトです。ウルトラスティンガーが見的に大きく他社と異なるのが広いリフレクター。全幅60mmのヘッドから放たれる照射光は遠方照射に優れます。しかし、焦点調整が可能で焦点を近づけるとダークスポットが目立ってしまいます。。ある程度の距離であればそれほど目立ちません、10m程度なら気にならないかな?ウルトラスティンガーはあまり焦点距離を調整せずに使うのが良いと思います。

対して、P17はレンズ式の照射システム。ワイドからスポットまで滑らかに任意の角度に調整することができる。ヘッドを前後にスライドさせるだけなので非常に操作性に優れます。肩に担ぐように持ち、片手をスイッチに置き、もう片方の手でヘッドを調整するといいでしょう。まるでバズーカーでも持っているような感じで照射が楽しめます。ぶっちゃけ、肩にでも置きながらでないと使う気がしません。重いくせにショルダーベルトが付属してませんからね。。

さて、肝心の明るさですが、それぞれ特徴が違いますね。キセノンの美しいオレンジ光が好きか?白色のLED光が好きか?それはもう完全に好みの問題かも知れませんが、ルーメン値の通り、一応ウルトラスティンガーの方が明るかったと思います。しかし近距離での視認性や照度調整が可能な機能を比べてしまうとどちらが優れているかははっきりと言えません。LED LENSER P17のLowモードがもう少し明るければいいのですが、、これだけはちょっと残念です。

使用電池が充電式か使い捨ての違いがあります。充電式は圧倒的にランコストに優れますが、専用充電池でなければならないのと、ランタイムの短さがネックです。LED LENSER P17のようにランタイムに優れたモデルはアウトドアでの利用に優れております。ランタイムを気にすることなく使えるので、連続点灯が1時間を越えるような場合はLEDモデルがオススメです。キセノンは照射能力に優れますが、あくまでも拠点を中心にする使用が望ましいと思われます。いづれのライトも性格や用途は違えど、ランコストの優秀さと明るさは目を見張るものがあります。

LED LENSER P17

STREAMLIGHT ULTRASTINGER