
ストリームライト(STREAMLIGHT) スティンガーLED 充電式LEDライト
米国ストリームライト社の真骨頂とも言えるリチャージブルライトをご紹介します。同社は産業界、物流界向けの充電式ライトを多く製造し、企業の廃棄電池量を軽減させ、生産性の向上、ランニングコストの軽減に尽力しております。
毎日の作業や警備に使われるライトは明るく、性能に優れたものでなければなりません。このスティンガーLEDはLEDタイプの充電式ライトとしては非常に明るいモデルと言えます。メーカー公称値は80ルーメンとありますが、実際に点灯させてみると強烈な集光配光のためか、公称値以上に明るく感じます。その明るさは120ルーメンのTL-2 LED勝るとも劣らないものです。充電式でこの明るさは非常に頼もしい存在です。
公称値80ルーメンの他社ライトと比べると照射距離11m程度では中心光が群を抜いて明るかったです。GENTOS SF-305XRとSUREFIRE G2Lとも準散光型のライトになりますので、ほぼ同じような明るさと照射範囲でした。スティンガーLEDはこの2本と比べると照射パターンが大きく異なります。鏡面リフレクターによって効率的に集められたスポット光は遠方照射に向いており、広大な施設や屋内外を隈なく管理される方にはオススメの配光といえます。

肝心の電源に3.6Vのスティンガー専用ニッカド電池を使用しております。ニッケル水素に比べると重く、ランタイムの短い類の電池です。しかし、強力なフラッシュライトでは短時間に強力な電力を必要とするので、充電池としてはニッカドかリチウムイオンが最適です。充電池が活性化され、最適な性能を発揮するまでに、数回の充放電を必要とすることはありますが、これだけの明るさを発揮するライトにはニッカドのパワーが必要なようです。
スイッチは基本的にON/OFFのみ。しかし、長押しすることで照度が自動的に変わります。ちょうどよいと思ったところでスイッチを離すとその照度で固定される、というちょっと変わった照度変更システムです。おまけにダブルクリックをすると高速点滅モードになります。スイッチは軽くおすと点灯し、離すと消灯する間欠点灯が可能です。グリップ部分には硬質ゴムのような滑り止めが施してあり、非常に握りやすいものです。ボタンが絶妙に押しやすい位置にあるので順手でも逆手でも持ちやすいです。目線に合せて使うなら逆手、常時点灯で持ち歩くなら順手が楽ですね。
専用のチャージャーに装着して充電を行います。チャージャーは付属のアンカーボルトで壁などに取り付けることも可能です。壁につけてガスっと挿す感じがカッコイイです。(笑)
ストリームライトのスティンガーは標準の充電器セットをはじめ、急速充電器モデル、予備バッテリーがついたピギーバックモデルなどセット内容は様々です。また、豊富なアクセサリー類をもち、5連チャージャーなど業務用然としたラインナップです。これまでの充電式LEDライトに満足いただけなかった方にも満足いただける高品質と高性能です。ランコスト、明るさ、何れも妥協できないと言うと方にオススメのライトです。
