5de80090.jpg全長40cm , 電池込みの総重量が1.4kgにもなる巨大な4Dライト。シリーズ最大にして最強の存在。その巨大なボディから放たれる1,000ルーメンの咆哮や如何に。

LED LENSER X21 OPT-8421Professional Series

X21は発売前よりその特異な形状が注目を浴びておりました。カタログに掲載された照射イメージなどはまるでHIDのような、いやそれ以上の明るさをもったモデルであるように見えましたね。正直、そこまで期待をしてませんでしたが、当たらずとも遠からず。。といったのが最初の感想です。



X21 至近距離照射
ヘッドに搭載された7個のLED。この仕様を見たとき心配したのが配光です。砲弾型のLEDの多灯モデルはムラのない美しい配光となりますが、レンズ式のモデルでこういった多灯のものをあまり見たことがなかったのでどんな配光になるか分りませんでした。スイッチを押すと、、意外にもムラのない美しい円形光が出現しました。ワイドモードで腰のあたりから床に向かって照射しましたが本当にきれいな配光でした。しかもハレーションを起こすことなく腕時計が確認できるほどでした。通常1,000ルーメンもの明るさをもったライトであれば至近距離での照射では照り返しが強くてかえって見づらいものですが、このX21はそのようなことはありませんでした。


X21 照射テスト
しかし、逆に心配になってしまうのです。近くでこの程度であれば遠方照射では大したことないんじゃない?と。しかし、その心配も無用でした。まず、室内で照射距離約9m程度で試してみたところ倉庫内の闇が一掃されました。LEDとしては桁違いの明るさですが、なによりその照射範囲の広さに驚きました。この照射角の広さと明るさはMJProducts MegaExtreme以来の経験だったと思います。

続いて屋外での照射。コレだけ明るいライトになりますと、なかなか街中での照射は憚れるものがあります。なにせ明るすぎて申し訳ないのです。これも仕事と思って頑張りましたが、長くは留まっていられません。ヒットエンドラ〜ンで撮影してきました。照射距離約20mで7階建のビルの2階より上すべてを照らす力がありました。ワイドモードではさずがに力強さは感じませんでしたが、最上階でも充分に視認できるものでした。

このライトも同シリーズ同様アドバンスフォーカスシステムを搭載し、ベゼルを前に伸ばすとスポットになります。照射面も広く非常に明るいものでした。HIDやSUPER TACなどの超集光LEDモデルに比べると、明るいのですがフラットで視認性に優れるものでした。先に紹介してた至近距離での照射のときと同じように、その距離に関係なくフラットな光が得られるのがこのライトの最大の特徴と言えます。1000ルーメンという驚愕の数字に目を奪われがちですが道具としての優秀さもご注目あれ。

X21 Loモードさて、Loモードではどんな感じになるかと言うと、、およそ30ルーメンくらいの明るさになります。この照射範囲でこの明るさなら充分付近が見渡せます。スポットモードでは60ルーメンくらいかな?何れにしてもHiモードと比べると酷く暗く感じてしまうのが可愛そうです(笑)

HIDのようにスイッチONからMAXの明るさになるまで時間のかかるものに比べ、スイッチを軽く触れるだけでMAXの明るさを発揮できるのはLEDライトならではの特長です。3ステージスイッチはどのモードからもMAXのブーストモードになります。間欠点灯を頻繁に使用される方には役立つ機能だと思います。

この巨漢ですから気軽に持ち歩けるようなライトではないことは確かです。おまけにお値段もこれまでのLED LENSER ではありえないものですから二の足、三の足を踏んでしまうのは確かです。HIDライトでも比較的手頃なものであれば同じ程度のお値段です。しかし、HIDにはない便利な機能と、交換バルブなどが必要ないという点はかなり魅力的だと思います。

大きささえ許されるならば、、ですね。