8aac2e14.jpg今週末、件のハイブリッドライト3種類の屋内と屋外における照射比較をしてきました。ハイブリッドライトはキセノンとLEDを併用したモデル。なかなか面白い結果になったと思います。明るさはもとより、操作性などもご参考にいただけると嬉しいです。

【照射テストライト】
RAYSVISION ZL-7
光源:XEON x 1 , LED x 6
明るさ:80ルーメン(XEON+LED) , 10ルーメン(LED)
ランタイム:1時間(XEON+LED) ※LEDのみは不明

SUREFIRE A2-HA-RD
光源:XEON x 1 , LED x 3
明るさ:50ルーメン(XEON) , 約3ルーメン(LED)
ランタイム:1時間(XEON+LED) , 20時間(LED)

STREMLIGHT TWINTASK LIGHT 2L
光源:XEON x 1 , LED x 3
明るさ:72ルーメン(XEON) , 25ルーメン(LED)
ランタイム:2.5時間(XEON+LED) , 28時間(LED)

以上当店で取り扱うハイブリッドライトCR123A x 2本モデルを比べてみました。

まず、外観的な違いから。ご覧の通り3本はほとんど同じ長さです。しかし、ヘッド径はそれぞれ特徴がありヘッドの大きさではZL-7→2L→A2の順になり、LEDの灯数が多いほどリフレクターを大きくなります。なので、ZL-7は特異なヘッドをしたものになります。電池がCR123Aと言うこともあり頭でっかち具合が顕著です。また、ヘッドが大きくなるとライト重量が必然重くなり、軽量化を重視される方には気になるところだと思います。

次に操作性。ZL-7はテ−ルクリックオンスイッチ。ディフォルトの状態ですと1回クリックするとLEDのみが6灯点灯します。その状態でヘッドを締めこむとXEONが点灯し、XEON+LEDとなります。スイッチをもう一度押すと消灯します。ヘッドを締めこんでいれば次回からはXEON+LEDから点灯可能です。

A2はモーメンタリスイッチで、軽く押すとLEDが最初に点灯し、更に押し込むとXEON+LEDで点灯します。常時点灯するにはテールスイッチをボディ側に締め込んで行くとLED→LED+XEONと点灯します。

ツインタスク2Lはヘッド側にあるクリックオンスイッチ。1回押すとXEONのみ、2回押すとLEDのみ、3回押すと再度XEONのみ点灯し、4回押してようやく消灯します。
6m室内照射

ということで、操作性はバラエティーに富んでいます。2種類の異なる光源を点灯させるのに各社とも色々工夫(苦心)されているようです。クリックオンで常時点灯がしやすいZL-7ですが、ヘッドを締めこまないとXEONが点灯しません、ちょっとメンドクサイです。LEDのみをメインに使う方であればこれでも良いのでしょうが、片手で切り替えが出来ないのは残念。ツインタスク2Lは更にメンドクサイです。なぜか4回スイッチを押さないと消灯しません。1回目がXEONのみ、2回目がLEDのみ、で、、何ゆえさらにXEONのみが点灯するのか。。このときXEON+LEDになるのなら理解できるのですけどね。消灯までぽちぽち押し続けなければならないのが残念です。
A2は操作性という点では一番楽かな?というかシンプルです。ヘッドアセンブリーはLEDとキセノンバルブがそれぞれ分割されております。LEDの接点がバネ式になっているので軽く押すとLEDが先に点灯し、更に押すと奥のキセノンバルブに接触するという構造です。バネ式なのでスイッチを押す力を緩めると消灯するというものです。メンテナンス性も考えるとA2が一番良いでしょうか?
20m屋外照射、4m屋内LED照射

さて、肝心の照射配光と明るさです。
まず、倉庫内での照射距離およそ5mで比べてみました。広く明るく照らせたのはZL-7。白色LEDとキセノンが同時点灯は意外と視認性のよい明るさです。今回のA2は赤色LEDなので全体的に赤味のさした色合いになります。中心光は明るいですが、この距離ではZL-7に及ばなかったと思います。ツインタスク2Lはあまり配光は広くありませんがLEDオンリーでこの明るさであれば充分かと思います。ただ、数値的に72ルーメンかどうかは分りません。SUREFIREのバルブP60には初期照度では及ばなかったように思えます。LEDのみの点灯では灯数に応じた明るさになったと思います。配光はZL-7が広くて美しかったです。

屋外での使用ではどのようになるでしょう?結果は概ね倉庫内と同じでした。この日は湿気も少なく、LEDが影響を受け難い環境でした。ZL-7がもっとも配光が広く、白色LEDの視認性の良さと合わさって非常に見やすい配光でした。遠くを照らしつつ、近くもカバーするといった点ではXEONとLEDの同時点灯もアリかな?と思いました。A2は中心照度が明るいので遠くに伸びていく感じがありました。配光の広さはZL-7に及びませんが、このコンパクトにヘッドのワリには広がっていたのではないでしょうか。最後にツインタスク2Lですが、キセノンライトらしいものでした。決して物凄く明るいものではありませんが、通常の「懐中電灯」と思っていただければ十分は配光と明るさだったです。1時間以上付けっぱなしで使いましたが意外にも照度に大きな変化はなく安定した明るさを提供してくれるものと思われます。

最後に、壁や天井が白い通路での照射。3〜4m程度ではA2を除くとZL-7、ツインタスク2Lとも同じ程度の明ると配光でした。LEDに明るさを求めるのであればA2はスルーしても良いかな?と思います。実際、1mくらいの範囲で使う程度の明るさです。一応、A2はパイロットが狭いコックピットで使用するものらしいので、「この程度の明るさで良い」というSUREFIREの判断なんでしょう、おそれく。

こんな感じの結果です。明るさや配光、そして操作性もそれぞれ異なりますので、一概にこれが一番良い!とは言えませんが、それぞれ魅力的な性能を兼ね備えております。ハイブリッドライト、1本あると面白いライトではないでしょうか。