89957f2d.jpgOLIGHT T10 max:190ルーメン CR123A x 1

OLIGHT T15 max:120ルーメン AA x 1

OLIGHTのコンパクトライト。電池1本で済むお手軽で携帯に優れるモデルです。アカリセンターのではどちらも同じくらいの人気があります。MAXの明るさを取るならT10,電池のランコストを考えるとT10といった感じで選ばれていると思います。

ご覧の通り、AA(単三電池)を使ったT15はボディがT10に比べ若干長いですが、重量はわずか5g程度しか変わりはありません。何れにしても軽量でポケットに入れて持ち歩いても、自転車につけてもいい感じです。普段から持ち歩くのに最適なサイズと重さです。

使用電池の違いで明るさとランタイが異なります。この配光を見ていただくと分ると思いますが、中心が明るく回りにきれいな周辺光が発生します。屋内での使用ではこのように見えますが、屋外での使用では周辺光の明るさが数値ほどではないかな?と思ってしまいます。5段階の調光機能とストロボ、SOS点滅機能がありますが、実際に使っていると調光はMAXモードばかり使っていました。このサイズでこの明るさですから、やっぱり明るいと楽しいじゃないですか?だから、ついついピカピカさせてしまいます。そんな訳で元々どちらもMAX時のランタイムは短いので、あっという間に電池を切らしてしまいました。。

ちなみに自転車につけて電池が切れるまで使ってみましたが、街中での明るさで実用性に耐えられるモードは85ルーメン以上に限られると思います。それ以下ではお世辞にも明るいとは言えません。配光も極端に狭くなり、とても自転車では使えそうにありません。85ルーメン以上ですとランタイムが短くなりますので、自転車につけてナイトライドを楽しむならば予備電池は必須です。必ず予備を携帯されることをオススメ致します。このサイズのボディならばGBT ACE3アタリがブラケットとしては最適だと思いますよ。

どうしても1本の電池だけで強力な明るさを手に入れようとすると、必ずランタイムに跳ね返ってきます。調光機能があってもそれが簡便でなければあまり意味はありません。一番使うことが多い明るさを最も簡単に使用できるライトが秀逸なものだと思います。より多くのユーザーに幅広い明るさを選択させる点ではOLIGHTは優れておりますが、必ずしも調光機能がすべて使われているか疑問です。もし調光を可能にするならばLEDLENSER H7くらいのスムーズな調光が欲しかったです。ベゼルを回すことでスムーズな調光が得られれば言うことなしです。次期モデルに期待!