bc30d131.jpg集光タイプのライトを集めて照射テストしました。

サンプルは以下の四点
ストリームライト(STREAMLIGHT) ファイアーバルカン LED 150ルーメン
ストリームライト(STREAMLIGHT)スーパータック 135ルーメン
RAYSVISION(レイズビジョン) Z-12TW 225ルーメン
■SUREFIRE(シュアファイア) E2DL Executive Defender 120ルーメン

以上4点のライトを使用しました。照射距離は直線で約50M(メートル)。遮蔽物のない一方通行の道路で撮影しました。末端にそれぞれライトと照度計をもった人が立ち照度計に向けてライトを点灯させました。残念ながら一般道路ということもあり、ライトを固定することは出来ませんでした。

照度計で計れるのはルクスです。50メートル先からのスポット照射時の数値を計測してみました。

老婆心ながら「ルクス」とは照らされる場所の明るさのこと。(1ルクスとは面積1平方メートルの面上に1ルーメンの光束が平均に照射しているときの照度。)照明設計の基本となるものです。ルーメンとは異なります。

まず、計測結果から。数字のお話からいたします。ライトを照射しない状態でのルクスは2.57でした。街中の街灯が少ない場所になりますが、真っ暗というわけではなく普通に歩ける程度の暗さです。

最もルクスが高かったのはファイアーバルカンLED 圧倒の41.02ルクス。非常に狭角なスポット光になります。照射光は完全にサーチライトのようになります。周辺光に関しては丸いシャープな光が出来ますが、その照度は低く、光のほとんどは中心へと集められて放たれていました。ゆえに、中心から少しでもズレるとその照度は半分以下に落ちてしまいます。ですが、ピンスポットでの照射距離はまだまだ全然余裕ありとい感じでした。

次に高い数値を示したのがスーパータック。こちらは先日紹介したモデルですね。こちらが15.60ルクス。照射の広さはファイアーバルカンに比べるとやや広いものでした。

そして紅一点、キセノンモデルのZ-12TW。こちらは7.92ルクスでした。一点照射とは違い、広い範囲で同程度の数値がでました。

最後にE2DL。その数値は5.77ルクス。照射距離50mではかなり散光状態になり、ルクスはそれほど高い数値は示しませんでした。

と言うことで、遠射ナンバー1はファイアーバルカンLEDでした。
この結果を踏まえて、あらためて各商品のルーメン値を見て欲しいのですが、ルーメンとルクスは比例しません。遠方照射においてカナメとなるのがリフレクター。広く、深く、そして鏡面状になっていることが重要です。今回の実験で勘違いして欲しくないのは、ルクスが低いからといって暗いわけではなく、各ライトの適正照射距離がそれぞれ異なるということです。ルーメンは光が飛んでいる空間の光の量となります。照射面に到達するまでの明るさの基準なので、ライトを持っている位置から見た景色ではZ12Tが最も明るく感じました。

スーパータックはハンディライトの中ではトップクラスの集光性と遠方照射能力を持っています。ハンディで携帯できるサイズでは最も現実的なものだと思います。

Z12Tですが、オレンジピールのリフレクターを使用しておりますので、鏡面リフを使用したものの様には飛びませんが、天候の条件が異なればまた結果も違ってきていたことでしょう。E2DLは集光タイプでも周辺光を発するタイプ、適正照射距離はもう少し短いのでしょうか?もう少ししっかりと暗い場所で撮影してみたかったですね。

集光遠方照射ライトではファイアーバルカンはかなり面白いものでした。とてもこれがLEDとは思えない飛びっぷりです。こちらに関してはまた後日じっくりと紹介させていただきます。