78fe46c9.jpg単3電池が使える防爆ハンディライト プロポリマー4AA LEDモデル

ストリームライトがリリースする普及型電池使用のハンディLEDライトです。こちらのシリーズには高輝度LED1灯レフタイプと、キセノンタイプ、そして砲弾型多灯タイプの3種類がございます。プロポリマーシリーズにおいて単2電池を使った3Cシリーズと双璧をなす人気商品です。

「防爆」と一口に言っても実は私もよく分りません。性能云々によって防爆か否かということだと思うのですが、実機を見る限りは「認可が下りているか、いないか」ではないかと思います。確かにパッキンの機密性やベゼルのタップの数など普通のハンディライトよりも丈夫だったり、深かったりします。しかし、、それ以外の点で他社の水中ライトやタクティカルライトに比べて大きな違いがあるようには思えませんでした。あまりに造りがシンプルだったものですから。。どなたかご存知でしたら教えて欲しいくらいです。

ライト本体の構造は非常にシンプル。バッテリーケースなどはなく、AAを4本ドボドボと筐体に装填し、コンバータやリフレクターが一体化したアセンブリーを載せてヘッドベゼルを締めこむだけ(アセンブリーの電池との接点部分がプラスとマイナスで決まっています)。ヘッドベゼルの締め込みは硬く確りとしたものです。ボディ自体はプロポリマーと呼ばれる丈夫な樹脂製です。

LEDは5mm弾が同心円上に7つ配置されています。配光はオーソドックスな拡散光。色温度はやや高めでしょうか、青味のある色合いでした。リフレクターを装備しているので少しは光が飛ぶかな?と思っていましたが、5mm弾7灯ではそれほど飛ばすことができません。あくまでも近距離をムラなく美しく照らす用、といった感じです。遠方照射を目的としていなければ67ルーメンでも充分な明るさを確保できるようです。私が見た感じでは、それほど明るくはありません。。ランタイム重視型のように思えます。

照射距離はちょっと近距離過ぎるかな?リフレクターを使っているのですからもう少し飛んで欲しかったかな・・。まぁ、7灯ならば仕方ないか。

ボディには滑り止め用のパターンが施されており、指がかかる部分(STREAMELIGHT 4AAと書かれた部分)は、しっとりと手に吸い付くようなグリップ感があり握り心地は抜群です。この部分はゴムではないのですが、、なんなんでしょう?不思議な触感です。

スイッチは間欠点灯可能なテールクリックスイッチ。誤点灯を防ぐためにボディよりも少し凹んだところにあります。スイッチ自体はほど良い硬さなので間欠点灯も押し込んで常時点灯もスムーズに行えます。

既にリリースされて5年近く経つそうですが、未だ人気機種としてLEDを換装してリリースされ続けているのは、明るさ以上にその使い易さがユーザーに支持されているからだと思います。

少しでも照射距離を望むならプロポリマー4AA スーパーLEDモデルがオススメです。