f0cdf5de.jpgSUREFIRE(シュアファイア) 8NX415 NITROLON 充電式 キセノン フラッシュライト

SUREFIREの充電式キセノンフラッシュライト。もうリリースされてから時が経つモデルですが、未だにスペックに変更はなく売れ続けている商品です。ただし、昨今のLED化により、キセノンの魅力を知った人でなければ、このライトの良さを感じることは出来ないかもしれません。

まず、この8NXですが、同社がリリースするライトの中でも最も単純な構造をしたものです。呆れてしまうくらいシンプルな造りです。SUREFIREと言えば、細かく削りだされた精悍なボディや正確に刻まれたネジタップなど精密さが印象的ですが、この8NXはフルナイトロン。バルブとパイレックス風防を除けば全て樹脂できたものです。故に、チープです(笑)G2よりも遥かにチープです。まず、テールスイッチですが固定式です、外せません。ボディと一体化しています。点灯の仕方はテールスイッチの間欠点灯とベゼル側を回して常時点灯の二種類。テールスイッチの内側には突起物があり、それがバッテリーを押して通電するという非常に単純な構造になっています。

しかし、それ故に壊れ難いのです。シュアファイアに限らず、ほとんどの懐中電灯の故障の原因がスイッチです。繰り返し何百回、何千回と押されるスイッチのほとんどはバネによって構成されています。バネが伸びてしまったり、逆に縮んで戻らなくなったり、外れてしまったりと物理的な破損が考えられます。その点、この8NXのスイッチはバネ式ではありませんので壊れ難い代物です。

構成部品が樹脂製と聞くと脆そうなイメージがありますが、このナイトロン素材は非常に丈夫なものです。堅さだけでなく衝撃にも強いものです。実用目的に考えたライトであればこれほど最適な素材はないのではないでしょうか?ナイトロンは真夏の直射日光下でも寒冷地(例えば大型冷凍庫の中)でも素手で握れるほど気温条件に左右され難いものでもあります。

正直、この8NXはコレクションアイテムとしてはあまり魅力はありません。日々の業務などでヘビィーに使プロフェショナル向きのライトであります。よって使用するバッテリーもCR123Aではなく、再充電が可能なニッカドバッテリーが使われます。

さて、ニッカドバッテリーと聞くと時代遅れの感があるよに思われる方も多いようですが、ニッケル水素電池などに比べれば自然放電が少なく、満充電後一ヶ月くらいはそのままでも大丈夫です。また、大電流を一気に放出できる特性を持っているので瞬時に強力な明るさを発揮させるフラッシュライトには適しているバッテリーだと思います。1本のバッテリーで使えるランタイムは公称50分。充電は120分程度で完了するので、必要があればその日のうちに何度か充電が出来る仕組みです。
ちなみに、車や船舶でも充電できるシガーソケット用のアダプターも付属します。アウトドアでも手軽に充電できます。フィールドを選ばずに使えるので思っているよりも使い勝手のよいモデルではないでしょうか?

SF505XR vs 8NX
では、充電式のLEDライトとはどんな違いがあるのか、気になるところですよね?比較してみたのがGENTOS SF-505XR です。当店が販売する充電式のフラッシュライトでは一番人気のあるモデル。使用電池はニッケル水素電池、光源はCREE XR-E LEDです。ニッケル水素電池は長時間コンスタントな出力を得るには適したバッテリーです。LEDの特長であるランタイムに優れた能力を発揮するには、ニッケル水素電池が最適だったのでしょう。用途と特長でバッテリーも変わるものですね。

配光ですが、8NXは集光気味の配光になります。対してSF-505XRはCREEを使っていますが、リフレクターが拡散仕様になっていますので配光がとても広いです。LUXEONを使ったL4などと比べると若干ムラのある配光ですが、充分使用に耐えられるものです。照射距離が5m程度であればLEDのSF-505XRの方が視認性が良いですね。白色だし室内なので、尚更そのように感じました。しかし、照射距離が伸びるほど8NXに軍配が上がります。まぁ、今回は光源の違いよりもリフの味付けが違いますので比較の感じが掴み難いと思うのですが、8NXは中近距離よりは中遠距離系のライトになりそうです。キセノン光の性質と特長を理解していればとても使えるライトだと思います。

なんといっても充電が出来るのでランコストは抜群に良いですよ。
SUREFIREでは他に6P , G2系の6Vライトに装着して専用ニッカド電池が使用可能になるコンバージョンキットもございます。既にパーソナルライトをお持ちの方はこちらのキットがオススメです。