6309daa2.jpgSUREFIRE(シュアファイア) L1 Lumamax RD , GN , BL

なんだか演出照明用のスポットライトのようですが、こちらはSUREFIREのL1になります。そう、「いまさら」と言う方もいらっしゃるかも知れませんが、旧L1 LUMAMAXになります。
搭載されているLEDも、明るさも、ボディデザインや長さなどすべてが現行モデルとは異なります。昨年のフルモデルチェンジ以降、在庫分がはけてしまうと入手が困難になってしまいました。この度少量ですが入荷いたしましたので改めてこちらの商品を見てみました。


色物L1ですが、赤、青、緑の3種類がございます。LEDを光源としたフラッシュライトでは白色が全盛の現在において、この3種類のライトは当に「色物」的な存在でした。色物LEDですと、キセノンとのハイブリッドタイプであるSUREFIRE A2がありますが、こちらはあくまでもキセノンメインでLEDはサブ的な存在です。

L1はLEDのみ。単色のLED光となります。DUAL-OUTPUT仕様で2段階の照度変更が可能です。テールプッシュを軽く押すとLow , さらに押し込むとHiとなります。白色光ではありませんのでルーメン値は低めになりますが、色合いによってはさほど暗さを感じさせません。

そもそも、明るいだの暗いだの気にするなら白色光以外はありません。つまり、色付きであることにこのライトの価値があります。

赤色は夜目の保護に最適です、これからの季節ですと森に虫採りに行くときにも向いているそうです。実際にクワガタ採取を趣味にされている方から勧められたくらいですから。あとは天体観測とかでも使うそうです。なんだか夏休みの思い出いっぱいのライトです。

緑も夜目の保護には適しています。白色以外では最も明るく感じる色合いです。省電力でランタイムに優れます(メーカー公称ではどれも一緒ですが。。)

青色は中でも一番暗めの色になりますが、その色には不思議な効果がございます。青色光を金属にあてると表面の傷や指紋などがクッキリ見えやすくなります。具体的には警察の鑑識や宝飾品店の鑑定に使われるそうです。実際に自分の腕時計に照らしてみましたが、汚いのがバレバレ(^^; そろそろ定期点検にでも出さないとね。

と、いずれにしてもマニアックな使い方になります。Lowモードは本当に手元くらいしか照らせません。というか「手のひらの中で確認する為」なので明るすぎるとかえって見づらいものです。実際、腕時計程度の大きさのものであれば、Lowモードで充分です。

Hiモードだと意外にもどの色も明るく感じます。赤色とか暗いかなぁ〜とおもっていましたが、私が持っているA2のLEDモードより遥かに明るかったです。SF-123Aリチウム電池(CR123Aタイプ電池)1本で、Hiモード4時間、Lowモードでは90時間も使える非常にランタイムに優れています。このランタイムを見るとL1の色物LEDたちは「前方を明るく照らす」ライトではなく、作業用のハンドツールとして考えるべきだと思います。フラッシュライトだからといって全てがタクティカルモードの閃光のような明るさを必要としているわけではありません。多くの需要が望めなくても、本当に使えるツールを作るのがSUREFIREのモットーですから、実にシュアらしいライトだと思いまましたね。

ボディの形状は現行のL1-HA-WH よりも13mm長く、デザインも全体的にゴツゴツしたものです。今のL1がおとなしく感じます。なんだか古い方がカッコイイなぁ〜、なんて思ったりしています。

レンズも現行式とは異なり凸状に膨れたものです。K2 KROMAに採用されている集光システムと同様の効果を発揮するものです。光を効率的に集光して照度をアップさせています。当時、Luxeonを搭載したSUREFIREにはよく採用されたものらしいです。LEDによって照射角度が異なりますので、この形状がベストだったのでしょう。

ちなみに、全種類点灯で光の3原色を楽しめます。いや、本当に綺麗でした。なんだか日照のカラーホイールみたい。体育館にありましたよねぇ。

でもさぁ、これって現行のL1にF06とかカラーフィルター着ければ良いんじゃない?と思いますよね、残念ながら全然違います。明るさが。現行の65ルーメンのL1にカラーフィルターを入れても22ルーメンの単色LEDにで及びません。フィルターも確かに手軽ですが、最初から白色以外での使用がメインであれば、単色色物LEDっていうのも選択肢としてアリだと思います。

限られたプロが使うフラッシュライト SUREFIRE L1 LUMAMAX COLORS