abdaedba.jpg日動工業 LED-36PF

ハイ、例の日動さんの新商品です。同社の多灯形LEDハンディライトでは最強のものです。これまでラインナップでは26灯のLED-26P 2.6Wで最も明るいものでしたが、コイツの登場によりトップの座を明け渡すことになりました。

26Pも36PFも、いわゆる基盤付の表面実装タイプではなく、従来式の砲弾LEDをたくさん付けているだけなので、全長に対してヘッドパーツが異様に大きくなります。イメージとしては少し昔のライトですね。同社は表面実装タイプのスーパーLEDを採用したライトを複数リリースしていますが、未だに多灯式で新商品を出し続ける辺りに興味を持ちました。

まず、新旧商品の違いを見てみましょう。
このシリーズに使われているLEDは基本的に同じ明るさのものです。当然ながら灯数分だけ明るく、広範囲を照らせるようになっています。その違いはケッコウ著明。横方向へのワイドな照射が印象的。前方方向への照射能力も高まっています。

10個もLEDが増えたのでさぞ重くなったろうと思いましたが、電池込みでプラス68g。26Pはグリップが「パイナップル」(手榴弾)のような装飾が施されていますが、36PFはシンプルな滑り止めがあるだけ。その分、ボディの厚みを薄くして軽量化を図っています。何より使用電池が「単三」と「単四」の違いがありますから電池ボックスのキャパシティを鑑みても36PFはボディを薄くせざるえなかったのだと思います。

例えばGENTOS SF-307NSF-501に比べてボディのアルミ部が薄く作られています。重い電池を使用する上でボディの軽量化は実用的なハンディライトにとっては重要な部分だと思います。実際、長時間持って歩いたりするには軽すぎて困ることはありませんから。ちなみに、単二電池を使ったSF-307Rのグリップ部の直径は32mm、日動の36PFは36mm。単3電池3本を三角配置ではかなり太くなってしまいますね。。そういえば、この全長で単三3本って珍しいかも。

こんな感じかな?
でもね、実はこのLED-36PF。側面にも8灯おまけが付いてます。この8個のLEDは「赤色」で、スイッチを一回押すと前面点灯、二回押すと前面が消灯して側面の赤色LEDがフラッシュするという仕組み。最初はちょっと驚きました。。何の為にと?何気に目立つんですよね、この赤色が。動画撮ってみたんで参考にしてください。

明るくなり更に広範囲を照らせるようになりましたが、いくつか犠牲になるところもあります。連続点灯時間が6.5から4.5時間に短くなったこと、そしてどういうわけか暴雨形ではなくなったこと。ですかね?

あとですね、点灯実験やっていてわかったんですが26Pは黄色っぽい光、36PFは青っぽいものですね。恐らく使用しているLEDが違うんですなぁ〜。詳細書いてないけど。。