6df315d9.jpgいろんなメーカーさんのカタログをパラパラっとめくっていると、ポツポツと目に付くのが「LED照明器具」。日頃からこんなブログを書いているんで、気になってみてしまいます。

いずれもLEDの特徴である、長寿命、省エネ、低発熱などが謳われています。ランプ自体が小型ですからライトユニットも小さくなるので非常にスタイリッシュなデザインの器具がリリースされています。主に補助照明的な街灯や住器、庭園照明などに使われているみたいです。

ただ、、ご存知の如くLEDはリフレクターやレンズが無ければ、全く遠くを照らすことの出来ない照明です。加えて明るくないです。GENTOS SF-501が5ワットで明るいとか言っていても、それを住宅照明に使うと恐ろしく暗いです。いかに蛍光灯が散光性に優れ明るいかが分かります。ですからLEDが住宅照明として主役に立つのはカナリ先の話になりそうです。既に住宅照明用のLED器具が販売されておりますが、一般的な蛍光灯器具と比べると価格は10倍以上します。むちゃくちゃ高い!です。

で、住宅用照明としてはまだまだ使えませんが、店舗照明としてこんなものはいかがでしょう。店舗照明では蛍光灯についでメジャーなのがスポットライト。ランプは主にハロゲンが使われます。多くは50か70パイで50Wクラスのものがメジャーですかね。このスポットライトにLEDライトを付けてみたらどうなるでしょう?


こんなん感じです。
LEDスポットライト(3W×3灯)
10cm離れたところの照度は500ルクス、ハロゲン50パイ50W(一灯)で2500ルクス


どうでしょう。。ハロゲンの約1/5の明るさですが、約10wのLEDですから当然の結果と言えば、当然です。50Wの1/5の消費電力ですから。。

ただ、LEDを明るくしても発熱の問題が常に付きまといますよね。一部のガレージメーカーが規格外の12〜15WなどのLEDライトを作っていますが、発熱が酷い為20分と使えないものが殆どです。

まだまだLEDに実用性を持たせるのは早いのかなぁ?